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『北海道のフットボールを支える女性たち』の紹介
2021年03月10日
公益財団法人北海道サッカー協会は、サッカー界を支える女性を取り上げた冊子『北海道のフットボールを支える女性たち』を制作しました。
指導者や審判、運営スタッフなどの様々な立場でサッカー・フットサルを支えている多くの女性がいます。人生の岐路に立ったとき、何を基準に何を選んできたのか、サッカーやフットサルがいかに日々の生活の原動力となりえたかを知ることは、若い選手にとって、支えられていることへの気づきとともに、女性が生涯にわたってスポーツに関わり続けるためのヒントを与えることになるという考えのもと、この冊子が完成しました。北海道を代表するなでしこジャパンの熊谷紗希選手・髙瀬愛実選手、手代木直美国際審判員らの寄稿文もあります。
現在プレーしている選手の皆さんやサッカーに関心のある若い皆さんが未来の選択肢の可能性を広げるきっかけとなることを願っています。
選手コメント
髙瀬愛実 選手(INAC神戸レオネッサ)
私は中学生まで地元の北見市でサッカーをしていました。地元に女子チームがなく、週末に釧路にある女子チームの練習に参加していました。この釧路のチームとのつながりを作ってくださったのが地元にいた唯一の女性コーチでした。この方がいなければ女子サッカーという世界に触れずに思春期を迎え、高校生になるまでサッカーから少し距離を置いていたのではないかと思います。高校入学で地元を離れるとき、振り返ると多くの指導者の方やサッカー関係者、そして家族が、私がサッカーを続けられるように何かと道を作ってくれたのだと気づき、感謝の気持ちでいっぱいになりました。選手の皆さん、どんな時も感謝の気持ちを忘れず、そして出会った方たちにしっかりと感謝を伝えられるような選手でいてください!
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