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2019年度 第1回審判アセッサー研修会を開催
2019年04月19日
日本サッカー協会は、2019年度第1回審判アセッサー研修会を4月13日(土)にJFAハウスで、14日(日)にJ-GREEN堺で開催しました。
今回の研修会は、アセスメント評価の考え方の摺り合わせを目的に、Jリーグやなでしこリーグなどのトップリーグにおいて審判員の評価を行うJFA審判アセッサーを対象に行われ、2日間で計91人が参加しました。
研修会前半は柏原丈二指導者部会長による「アセスメント評価の考え方」、山崎裕彦インストラクターおよび上荒敬司インストラクターによる「副審の評価に関する共有」についてのレクチャーを実施しました。後半は各担当カテゴリーに分かれ、事前課題になっていた試合における審判員の評価についてのディスカッションを行いました。
インストラクターコメント
柳沢和也 審判委員会指導者部会員(S級審判インストラクター)
審判員のアセスメントにおけるパフォーマンス区分の考え方の修正が示されてから約2ヶ月が経過しましたが、今回の研修会は考慮すべき点等の摺り合わせをJ1リーグの試合を使って行いました。問題とすべきシーンと主審、副審の評価点は各アセッサーほぼ同程度ではありますが、項目別にみると副審の「オフサイドの判定」と「ポジショニングと動き」の評価に差異がありました。この差異の要因は次の2点が挙げられます。
①現役の時に副審だったアセッサーと主審だったアセッサーとで、オフサイドにおける難しさの判断に開きがあること
②スカウティング映像を見ないで評価してしまうと、「ポジショニングと動き」の評価が行い難くなってしまうこと
グループディスカッションにおいて、オフサイドについてはゴール前のすれ違い・ロングパス時のすれ違いや、主審サイドのパスで出所の分かりにくいケースは難しい事象と考えること、また、審判としての経験にこだわり過ぎることなく、通常の映像以外にスカウティング映像も確認しポジショニングと動きを含め評価することのコンセンサスが得られました。
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