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地域レフェリーアカデミー2期生の活動がスタート
2019年04月05日
地域レフェリーアカデミー集合研修会を3月23日(土)から24日(日)の2日間、大阪府堺市のJ-GREEN堺/ドリームキャンプで開催しました。
地域レフェリーアカデミーは2017年からスタートし、優秀な若手レフェリーを2年という短期間に集中的に指導し、技術や知識を習得と、人間性の育成を目指す取り組みで、9地域それぞれで3、4名の審判員が活動しています。
今回は今年1月から始動したレフェリーアカデミー2期生初めての集合研修会で、全国からアカデミー審判員32名と、その指導にあたるアカデミーマスター・アカデミーインストラクター15名が集まりました。
開講式では小川佳実JFA審判委員長より「審判員のVision/Mission/Values」として、2019年のテーマ(合言葉)「realising your potential by adding values」の説明があり、続けて石山昇レフェリーデベロプメントグループ長からは審判活動のベースとして『自律』できることの重要性について説明されました。
午後の部では、映像を使ったディスカッションを進める上での3つの手法(thinking share/ feedback/ debate)を石山インストラクターから学び、その後審判員を対象にその実践による指導を行いました。2日目には競技規則に関する講義を「チューターリング」の手法を用いて行い、フィールドを使った「プラクティカルトレーニング」も実施しました。各回、JFAインストラクターとともにフィードバックを行い今後の地域でのアカデミーの活動に繋がる取り組みとなりました。
インストラクターコメント
山﨑裕彦 審判インストラクター(レフェリーデベロプメント部会アカデミー担当)
この研修会は、ある意味「地域レフェリーアカデミー2期生入学式」にあたります。活動の狙いは、指針の共有や求められていることを伝達と、どのような審判員がこのアカデミーに所属したのかを把握することです。そのうえで、アカデミーでの担当指導者がアカデミー活動で実践指導することのスキルアップを図った研修を行い、地域での活動につなげてもらえるよう実践の場とすることです。講義の場面では、積極的に意見を述べる審判員や交流の意味を含めたサッカーの試合の中で仲間をリードできる行動も見られ、今後の成長が楽しみでした。指導者のレベルを上げることが審判員のレベルを上げることにも繋がると考えています。「学ぶことをやめたとき、教えることをやめなければならない」、指導者が学ぶ意欲を継続して高めていけるようにサポートし、地域でのアカデミー活動が充実した形で進むことで、アカデミー審判員の質の向上と、目的である1級審判員を送り出せるよう活動を支えていきます。
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