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都道府県サッカー協会取り組み紹介-審判委員会の取り組み(愛媛県サッカー協会)
2015年02月09日
各都道府県サッカー協会の方針や活動内容を、「シニア」「第1種」「第2種」「第3種」「第4種」「キッズ」「女子」「フットサル」「ビーチサッカー」「審判委員会」「施設委員会(環境整備)」「技術委員会」の12テーマの下、ご紹介します。全国でどのような活動が行われているのか、この機会にぜひご一読ください。今回も引き続き審判委員会の取り組みをご紹介いたします。
※以下の寄稿記事はJFA news 2015年1月号「REGIONAL NEWS」コーナーにも掲載されています。
審判委員会の取り組み~愛媛県サッカー協会
荒巻智彦 審判委員長
「充実した3コースの審判トレセン(トレーニングセンター)」
愛媛県の審判委員会では、審判員の発掘・育成・強化に向けてさまざまな施策を講じています。その一環として2009年に「審判トレセン」をスタートさせました。現在では一般、ユース、女子の三つのコースに分けて実施しています。
一般のコースでは、主に2級への昇級を希望する3級審判員を対象に、年4回の集中講義と、社会人やU-18の県リーグでの実技指導を行っています。2014年は6人が参加。この5年間で9人の2級審判員が誕生しました。1級を目指す優秀な審判員も数多く育っています。
女子のコースでは、県内の女子チームで選手としてプレーしている4級審判員を対象に、まずは審判員の活動に関心を持ってもらうことに主眼を置いて、さまざまな工夫を凝らしています。そのひとつが、6人いる女子審判インストラクターです。彼女たちが中心となって指導することで審判トレセンに参加する4級審判員がインストラクターに一層、親近感を持ち、このトレセンをきっかけに審判員の活動に関心を示す選手が多く見られます。実際に、修了者のほとんどが3級に昇級し、現在も審判員として活動しています。
最後に、ユースのコースです。日本サッカー協会(JFA)の方針のもと、全国的にユース審判員の気運が高まる中、本県でもユース審判員の発掘と育成が急務になっています。そこで2011年から「ユース審判トレセン」を開催し、年間を通じて指導しています。4年目を迎えた2014年は、10人のユース審判員が上級審判員を目指して切磋琢磨しています。また、同年10月には、四国全体から14人のユース審判員が集まり(うち県内9人)、JFAからインストラクターを迎えて講習会を開催することができました。ユース審判員の可能性をあらためて確認する良い機会になったと思います。
今後の課題は、審判員の強化です。現在のトレセン活動を継続しつつ、審判員のさらなる向上を目指して、審判委員会一丸となって新たな取り組みにチャレンジしていきたいと考えています。
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