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2013年度第5回JFL担当審判員研修会を開催
2013年11月07日
11月3日-4日の2日間、シーズン最後のJFL担当審判員の研修会が新横浜で開催されました。
今シーズンの目標を踏まえ、全体のテーマを「分かりやすい判定と迅速かつ的確な対応」とし、JFLと全国大会でのレフェリングの振返りを実施し、リーグ終盤に向けて最終確認がなされました。
講師コメント
黛俊行 JFA審判インストラクター
研修会の狙いは今シーズンの振返りにありましたが、ディスカッションの時間を多く設定することで、審判員が自ら、課題や問題点に気づいて抽出し、改善・解決する方法を考えだすことも大きな目的としていました。
今回の研修会では、
「判定(アフターチャレンジとオフザボールの時のファウル)」
「懲戒罰(小さいが戦術的意図や悪意のあるファウル)」
「主審と副審の協力」
「的確な対応」
の4つをディスカッションのテーマとして取り上げました。
ディスカッションで挙がった課題や問題点の改善策や解決策をプラクティカルトレーニングで実践することで、更に修正を加える事ができました。
また、各種全国大会の共有すべき情報を、参加したそれぞれの審判員に報告してもらいました。
主任インストラクターからの報告も取り上げ、今後の審判活動に活かすための確認を行いました。
JFLは残り3節となりましたが、JFL、J3参入に繋がる地域決勝リーグや大学選手権、高校選手権とまだまだ今シーズンの大切な試合が残っています。
研修会で取り上げられた問題だけでなく、各自、自分自身の振返りを行い、新たな気持で今シーズン最後まで集中して審判活動に当たって欲しいと思います。
受講者コメント
柿沼亨 1級審判員/茨城県サッカー協会所属
今シーズン最後のJFL研修会でした。時間をたっぷりと使いながら研修を出来たことはとても良かったです。
特に1日目の約4時間半にも及ぶディスカッションは有意義であり、あっという間に終わった印象でした。
一つのテーマに対して、まずは文章のみでイメージをふくらませながら議論、次に映像をみながら具体的に議論をし、最後に発表をしながら参加者全体で議論をし、と何度も議論をすることで深く掘り下げて考え、整理することができました。この研修会で得たことを意識し続け、審判活動に活かしていきたいと思います。
山本慎吾 1級審判員/奈良県サッカー協会所属
今回の研修で印象に残っている事は、プラティカルトレーニングで行ったボールのない所でのファウルの見極めについてです。
判定を行う上で、争点の選択肢を複数持つ事は非常に大切であり、例え自分の視野に全ての争点が入っていたとしても、自分が見ようとしなければ判定は出来ないと実感しました。
争点の選択肢を複数持てる様に、両チームの戦術を理解する事や、競技者個人の特徴を理解するなど、情報を多く集められる様に努力し、成長出来ればと思いました。
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