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地域FA・都道府県FAとの情報交換会を実施
2013年12月25日
JFA審判委員会では、地域サッカー協会審判委員会及び都道府県サッカー協会審判委員会との情報交換会を実施しています。
この情報交換会は、毎年テーマを決め、審判員の登録や活動環境について地域FA・都道府県FAごとに現状分析を図り、問題点や課題について共通認識を持ち、改善を図るための取り組みについて広く情報交換をすることを目的としています。
JFA審判委員会登録普及部会が中心となって2007年より行われており、今年で7年目を迎えます。
2013年度は「審判登録および試合環境の整備」をテーマに9地域にて実施しています。
情報交換会の中では、「ユース審判員の資格登録者が増加していること」や、「各種別委員会と連携し、資格取得した審判員の活動機会を確保すること」などが現状や課題として挙げられ、「卒業後のユース審判員の資格更新」や「2種や3種では主審・副審をどう割り当てているか」などについて情報交換が行われています。
審判員の登録や今後の施策について継続的に議論・分析しております。
主催者・参加者コメント
吉野内浩志氏(日本サッカー協会 審判委員会登録部会)
各都道府県と対面で審判登録数を分析することにより、各地域、都道府県毎の現状と課題を踏まえ、審判員の確保やユースを含めた審判員の育成に向け、今後の方向性を探る機会となっていると思います。
また、分析や情報交換に加え、4月から新しくなるKICKOFFシステムへスムーズな移行ができるよう、審判登録に関するシステムの変更について確認を行っています。
田中厚氏(北信越サッカー協会 審判委員会委員長)
漠然と自県の登録者数データを眺めることはこれまでも行ってきましたが、JFA登録部会のリードのもとで、同地域内の他県の様子を聞きながら、比較してディスカッションができた貴重な時間でした。
自分の県のストロングポイントがよくわかったのはこのミーティングの成果です。
引き続き地域・県FAがJFAと連携し、現場で起きている課題について対応していきたいと考えております。
金﨑良一氏(九州サッカー協会審判委員会 総務部長)
今回の情報交換会は、級別・年齢別・性別などのデータを基にいくつかの視点から分析し、今後の取り組みのヒントを得られました。
九州全体としては、ユース審判の登録数が増加し、全体として審判員数は増えているものの、登録更新の人数や主審として実働できる人数の確保について、今後課題が出てくるものと考えられます。
リーグ戦の増加に対応できる審判員を育成・確保していくことが、九州及び各県審判委員会の大きな課題の一つであることにデータ分析と議論から気づきました。
今後、九州審判委員会としても、各県と協力しながら、アイデアを出し合い、有効な対策を講じていきたいと思います。
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