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フットサル1級審判研修会兼Fリーグ担当審判研修会を実施
2014年06月04日
5月24日(土)~25日(日)、神奈川県・小田原アリーナにてフットサル1級審判員を対象とした研修会を開催しました。
研修会は、今年度のFリーグスタンダードの説明があり、さらに、フィジカルトレーニングを行いました。
初日の夕方には、フットサル日本代表監督ミゲル氏による講義も行われ、非常に充実した研修会になりました。
インストラクターコメント
竹内元人 フットサル1級インストラクター
今回のフットサル1級審判員研修会では次の3つの目標を掲げて取り組みました。
・選手が安全にプレーできる。
・選手がその能力を最大に発揮できる。
・観客を含むすべてのフットサル関係者が、その醍醐味を堪能でき、すがすがしさを感じることができる。
私達のテーマ(課題)として、『適切な審判技術とプレーヤーズマネジメントによるゲームコントロール』をこの研修において学んでいきました。
「自分の判定を信じ、それを貫き通せる強さ」と「ゲームの温度を感じながらのコントロール」について、参加審判員と共にディスカッションを行いながら理解を深めていきました。
さらに「プラクティカルトレーニング」・「観戦研修による試合分析」を行いました。
「プラクティカルトレーニング」では、シグナルの確認と、見極めにくいタッチアウト、ファウルに対する判定の場面での4名の協力(主に視野の確保とお互いの視野分担)、判定異議に対する対応の仕方などについて研修を行いました。
「観戦研修による試合分析」では、強さの中にも人間味を持った柔らかさを出しつつ、自分が下した判定をクリアに選手や観客に理解し易い伝え方や、ゲームの温度を感じながら的確な判定を行うための選手との向き合い方について、審判員自身で分析を行いながら確認していきました。
また、先の2014AFCフットサル選手権大会決勝戦で強敵イランをPK戦にもつれ込みながらも倒し、大会2連覇を飾ったフットサル日本代表チームを率いるミゲル・ロドリゴ監督による国際試合での貴重な経験談を講演してもらいました。
今回の研修会を通して、日本のフットサルレフェリーのレベルアップが図られると共にアジアのトップレベルの地位を確固なものとし、世界で活躍していくことを期待しています。
参加者コメント
南秋一 フットサル1級審判員
真剣な内容の中にも少しのユーモアがあり大変有意義な研修会でした。本研修会の講義では審判員4人がチームとなり、分担と協力の大切さ、選手とのコミュニケーション取りの工夫、フィットネストレーニングではステップワークの重要さを実感しました。
特にコミュニケーションの講義では先輩審判員と向かい合い会話をしたのですが、先輩方のコミュニケーション取り方からたくさんのことを学ぶことができました。
この研修会で学んだことを自分のものだけにせず、地域審判員にも還元しつつ、より質の高いレフェリングを目指して努力していきます。
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