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臨時評議員会を開催
2025年12月22日

日本サッカー協会(JFA)は12月20日、JFAハウスとオンラインで臨時評議員会を開催しました。
評議員の交代に伴い、新たに2名を選任したほか、「定款」と「役員の選任及び会長等の選定に関する規程」を改正することを決議しました。
定款の改正は、「公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律」に記載されている、理事構成に関する認定基準を明記することによるものです。
役員等推薦委員会の設置については、会長予定者が選出された後、改選期の2月に設置することが「役員の選任及び会長等の選定に関する規程」に定められています。役員等推薦委員会開催の準備が整っている状況においては、規程によって固定化された評議員の承認決議の時期と役員等推薦委員会の設置を早めるなどの対応ができるようにするため、規程を改正することとしました。
来年度の事業計画と予算も報告されました。
日本代表関連事業は、12月19日に発表した年間スケジュール(こちら)の通りで、FIFAワールドカップ(2026年6月11日~7月19日)に臨むSAMURAI BLUE(日本代表)は3月に始動し、海外遠征を実施してイングランド代表と対戦。5月31日に東京・国立競技場で開催するキリンチャレンジカップ2026を経て、現地入りします。
なでしこジャパン(日本女子代表)は3月に2027年のFIFA女子ワールドカップの最終予選を兼ねたAFC女子アジアカップオーストラリア2026に出場。U-17の男女日本代表とU-20日本女子代表もそれぞれワールドカップ出場を懸けたAFCアジアカップに臨みます。
9~10月には第20回アジア競技大会が愛知県名古屋市を中心に行われ、U-21日本代表となでしこジャパンが参戦します。10月には、4年ぶりとなるキリンカップサッカー2026も開催されます。
普及事業については、例年通り、重点領域とするキッズや女子、シニアサッカーを推し進めていくほか、47都道府県サッカー協会(47FA)の施設整備や人材養成などにも取り組みます。また、ガバナンスとコンプライアンス体制の強化を進めながらリスペクトの推進、JFAこころのプロジェクト、サステナビリティ活動といった社会貢献事業、東日本大震災、熊本地震、能登半島地震の復興支援活動にもより一層の力を注いでいくことにしています。
2026年度の予算は、正味財産ベースで収入225.0億円、支出256.3億円としました。特定資産からの計画的な支出を含んでおり、また、前年度同様に財政規律を維持して資金上では収支均衡を図った予算としています。
例年通り、47FAに対する施設整備助成や各カテゴリー日本代表の強化への投資を継続しつつ、収入面に関しては、各種大会や協賛等の収入拡大に努めます。
なお、SAMURAI BLUE(日本代表)のFIFAワールドカップ出場に伴う代表活動の大きな支出とともに大会の賞金による収入も見込んでいます。
例年同様、期中における収益拡大と支出圧縮に努めながら、状況によって柔軟な運営判断ができるよう、収支状況を注意深くモニタリングしていくことにしています。
臨時評議員会の資料はこちらをご覧ください。
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