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2024年度 JFA第13回理事会を開催

2024年12月13日

2024年度 JFA第13回理事会を開催

日本サッカー協会(JFA)は12月12日、第13回理事会を開催しました。
開会に先立ち、12月5日に亡くなったサッカージャーナリストの賀川浩氏(日本サッカー殿堂掲額者)を追悼し、黙とうが捧げられました。

理事会では、来年以降の世界大会に向けた日本代表チームの監督の選任について協議し、2027年のFIFA女子ワールドカップと2028年のロサンゼルスオリンピック(ロサンゼルス2028)を目指すなでしこジャパン(日本女子代表)の監督に、デンマーク女子代表やスイス女子代表監督、マンチェスター・シティ(イングランド)の女子テクニカルダイレクターなどを歴任したニルス・ニールセン氏を選任しました。

同じくロサンゼルス2028を目指す男子の日本代表の監督は、パリオリンピックに続いて大岩剛監督が指揮を執ることが決定。また、2026年のU-17ワールドカップを目指す男子の代表監督には、横浜FCコーチの小野信義氏が就任することが決定しました。

2026年のFIFA U-20女子ワールドカップを目標とするU-19日本女子代表には、現在、ベトナムサッカー連盟の育成女子代表監督を務める井尻明氏が就き、FIFA U-17女子ワールドカップ2025を目指すU-16/U-17日本女子代表の監督は、FIFA U-17女子ワールドカップ2024で日本を率いた⽩井貞義監督が続投することになりました。白井監督は、U-16とU-17日本女子代表の2カテゴリーを指揮します。

コーチは、男子が技術委員会、女子は女子委員会で選任されることになっており、影山雅永技術委員長からロサンゼルス2028を目指す日本代表コーチについて説明され、パリオリンピックを戦ったU-23日本代表コーチで、現在、鹿島アントラーズのコーチを務める羽田憲司氏をコーチに、同じく鹿島のGKコーチである佐藤洋平氏をGKコーチに選任したことが報告されました。
なお、羽田氏はU-19日本代表のコーチも兼務します。

女子のアンダーカテゴリー日本代表については佐々木則夫女子委員長から報告され、現在、北マリアナ諸島のU-17/U-20代表監督として指導に当たっている鈴木木乃実氏をU-19日本女子代表コーチに、また、U-15日本女子代表コーチを務めている横道玲香氏をU-16/17日本女子代表のコーチに選任したことが伝えられました。

そのほか、12月10日にオンラインで行われたFIFAカウンシルと同11日に同じくオンラインで開催されたFIFA臨時総会の主な決定事項などについても報告されました。

FIFAカウンシルでは、FIFA女子ワールドカップブラジル2027が同年の6月24日から7月25日の期間に開催されることが決定。出場32枠のうち29枠は大陸別に分配され、アジアは前回同様6枠に。残りの3枠は、アジアの2チームを含む10チームによるプレーオフで争われます。
また、来年、カタールで開催されるFIFA U-17ワールドカップの開催期間が11月5日から27日に決定しました。同大会は来年の2025年大会から毎年開催となり、出場枠も48に拡大して開催されます。

FIFA臨時総会では、2030年のFIFAワールドカップがスペインとポルトガルのヨーロッパ2カ国にアフリカのモロッコを加えた3カ国を主な会場とすること、また、大会100周年を記念して第1回大会開催国だったウルグアイ、さらにアルゼンチンとパラグアイでも各1試合を行うことが正式に決まりました。2030年大会は史上初の3大陸6カ国による開催となります。
2034年大会の開催国はサウジアラビア(単独開催)に決定しました。

そのほか、12月3日にオンラインで行われた第5回AFC理事会でAFC女子アジアカップオーストラリア2026の大会日程と会場が決定したことなども報告されました。

前述した各カテゴリー日本代表の監督と各コーチのプロフィールなど、理事会の資料はこちらをご覧ください。

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