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激化する上位争いを抜け出すのは 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2023第7節

2023年05月19日

激化する上位争いを抜け出すのは 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2023第7節

高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2023は5月20日(土)と21日(日)に第7節を開催します。

EAST

EASTの首位を走るのは青森山田高校(青森)です。開幕から3連勝を達成し、第4節のFC東京U-18(東京)戦では0-2で敗れたものの、そこから再び2連勝中です。前節の流通経済大学付属柏高校(千葉)戦ではチームの得点源となっているFW米谷壮史選手(#11)の2得点で勝利を手繰り寄せました。米谷選手は6試合で8得点とコンスタントに得点を重ねており、得点ランキングでもトップ。さらなる活躍が期待されます。第7節はアウェイで川崎フロンターレU-18(神奈川)と対戦します。

昨年度のEAST王者である川崎Fは、第5節まで首位に立っていましたが、現在は4位。前節の昌平高校(埼玉)戦では1-2で敗れ、今季初黒星を喫しました。連覇を目指すために、今節の相手である青森山田は超えなくてはならない壁。果たして上位対決の行方はいかに。

前橋育英高校(群馬)は前節、柏レイソルU-18(千葉)から逆転勝利を収め、2位に浮上しました。開幕戦で川崎Fに、第5節で尚志高校(福島)に敗れましたが、その他の4試合では勝利を収めており、確実に勝ち点を積み重ねている印象です。勝利した4試合での失点はわずかに1で、3試合は無失点勝利。守備陣の活躍がチームの躍進に直結しています。前橋育英は第7節で市立船橋高校(千葉)と対戦します。市立船橋はここまで5分け1敗で10位に位置しています。引き分けが多く、今季初勝利まであと一歩。好調な前橋育英との一戦を上位進出の足がかりとしたいところでしょう。

その他、大宮アルディージャU18(埼玉)は横浜F・マリノスユース(神奈川)、FC東京は柏、尚志と昌平、流経大柏と旭川実業高校(北海道)が対戦します。

WEST

WESTも上位争いはし烈を極めています。首位の静岡学園高校(静岡)から6位の米子北高校(鳥取)までの勝ち点差はわずかに3。上位対決もあり、1試合で順位が大きく変わる可能性があります。

首位の静岡学園はホームに4位のサンフレッチェ広島F.Cユース(広島)を迎えます。攻撃的なサッカーがチームの特徴でもある静岡学園ですが、ここまで目を見張るのは、失点の少なさです。リーグ最少の7失点で、これは今節対戦する広島と同じ失点数です。広島は開幕戦で名古屋グランパスU-18(愛知)に5失点しましたが、そこからの5試合は2失点と守備の状態は上々です。両者の勝ち点差は2。静岡学園が首位を堅守するか、広島が待ったをかけるか。注目が集まります。

2位の神村学園高等部(鹿児島)は3位の名古屋との一戦。プレミア初参戦の神村学園は4勝2敗で、勝ち点12で首位まで勝ち点1差。名古屋も勝ち点11で追う状況です。神村学園はリーグトップタイの攻撃力を誇ります。無失点試合はなく、勝利した4試合では2点差以上を付けて“打ち勝つ”ゲームを重ねています。今節対戦する名古屋は開幕3連勝と上々の滑り出しを見せましたが、直近3試合では2分け1敗と勝利から遠ざかっています。どちらも勝利がほしい一戦であり、今後のリーグ戦を占う重要な一戦になりそうです。

その他、履正社高校(大阪)は米子北、ヴィッセル神戸U-18(兵庫)と大津高校(熊本)、横浜FCユース(神奈川)とジュビロ磐田U-18(静岡)、東福岡高校(福岡)とサガン鳥栖U-18(佐賀)が対戦します。

高円宮杯 プレミアリーグ 大会公式Twitter

大会期間:2023年4月1日(土)~2023年12月3日(日)

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