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メインビジュアル決定 天皇杯 JFA 第103回全日本サッカー選手権大会

2023年04月28日

メインビジュアル決定 天皇杯 JFA 第103回全日本サッカー選手権大会

年に一度、サッカー日本一を決める大会「天皇杯 JFA 第103回全日本サッカー選手権大会」が、5月20日(土)より全国各地で開幕します。この大会を盛り上げるメインビジュアルがこの度完成しました。

今大会のビジュアルは、103回を数える大会の歴史と伝統とともに「様々な方々とつながる」というコンセプトのもと、藍染めが盛んな徳島を拠点に、国内外で活躍する藍師・染師 BUAISOUと書道家・青柳美扇氏にご協力いただき制作しました。

ビジュアルのベースとなる藍染めは、藍を濃く染み込ませた「褐色(かちいろ)」を「勝色」として、武士たちが縁起を担いだ事に由来する日本の伝統色ともいわれ、今回は、BUAISOUが型染め技法で、天皇杯や大会公式球のモチーフなどを染め上げた藍染の生地に、第99回大会決勝キックオフ前に約5万8千人の前で書道パフォーマンスを披露した青柳美扇氏の書を、金箔貼りで表現したものになります。また、このメインビジュアルを使用して制作するポスターは、越前和紙を使用した特別仕様となっております。

【BUAISOU】藍師・染師

徳島県上板町を拠点に活動。原料となる藍の栽培をはじめ、蒅(すくも)造り、染色、デザイン、製作まで昔から分業制であった藍染業を一貫して行い、藍染のオリジナル商品の製作、コラボレーション、国内外での展示やワークショップなどにも取り組み、様々な手法で天然藍の魅力を伝えている。蒅と木灰汁(あく)、ふすま、貝灰のみで発酵させた藍液で染めた藍は、深く美しい発色と高い堅牢度が特徴。

【青柳 美扇(あおやぎ びせん)】書道家/アーティスト

大阪府出身。世界各国で書道パフォーマンスを披露。
国立競技場の貴賓室作品をはじめ、スポーツイベントのこけら落としとして国立競技場にて約5万8千人の観客を前に「天皇杯 JFA 全日本サッカー選手権大会」のオープニングアクトをつとめた。
2021年には文字を立体的に組み上げた書の現代アート「美の鳳凰」シリーズを発表。
制作過程の様子が密着取材され、書道界のニュータイプと称されMBS「情熱大陸」に出演。大好きな書道を通して、様々なカタチで伝統と革新を発信し続けている。

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