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第4回ソーシャルフットボール全国大会(全国精神障がい者フットサル大会)
2022年11月30日
精神障がい者がプレーするフットサルであるソーシャルフットボールの全国大会が、11月26日(土)・27日(日)の2日間にわたって徳島県鳴門市で開催されました。新型コロナウイルスの流行によって3年ぶりの開催となった全国大会には全国7地区から10チームが出場し、熱戦が繰り広げられました。予選では、開催地チームであるShikoku selectが前回大会優勝チームを破って予選突破し、第3位に輝き、大いに会場を湧かせました。決勝戦は、過去3大会で2度の準優勝という好成績を誇るEspacioと、2名の日本代表候補を擁しテクニックに優れたamigo長崎の間で行われ、延長戦の末にEspacioが2度目
また、本大会では初めての試みとして、地元の四国大学と連携して全試合をライブで配信。さらには、地元Jリーグクラブである徳島ヴォルティスによるキッズサッカースクールも開催され、地域との連携によるスポーツ振興、盛り上げに貢献しました。
(大会アーカイブ動画へのリンク:https://www.youtube.com/channel/UCxQzD7WSQfeboM0mz9pMP9w/streams)
大会概要
参加チーム(地区)
Espacio(関東代表)
S.F.C. Socio Tokorozawa(関東代表)
エストレージャあいち(東海代表)
ヴィンセドール ルミナス(甲信越・北陸代表)
YARIMASSE大阪(関西代表)
おこしやす京都(関西代表)
ひとしおや(中国代表)
Shikoku select(四国代表)
Vier glant(四国代表)
amigo長崎(九州・沖縄代表)
決勝トーナメント結果
準決勝:
Shikoku select 1-2 Espacio
amigo長崎 7-4 おこしやす京都
3位決定戦:Shikoku select 12-2 おこしやす京都
決勝戦:Espacio 6-5 amigo長崎
主催者コメント
佐野秀平さん(全国大会実行委員会)
今回の全国大会は、初めての四国開催となりました。コロナの状況もあり、全ての地域からの参加は実現しませんでしたが、たくさんの方々のご支援のもと、無事に開催できたことに感謝申し上げます。四国からは2チームが参加し、うち1チームは第3位になりましたが、地元で大会が開催されることがきっかけでソーシャルフットボールに参加したメンバーが増えたことも好成績の要因ではないかと思います。今後も地方で全国大会が開催されることで、ソーシャルフットボールを知り、参加する選手が増えるきっかけが生まれていくことを期待します。
選手コメント
熊田満 選手(Shikoku select)
今回の全国大会はコロナの影響で1年延期されて実現した大会でしたが、この延期期間中も綿密な準備活動を継続してくださった地元徳島県の運営関係者のご努力に応えることができ、とても嬉しく思います。チーム立ち上げ当初はなかなか選手同士で意見を出し合うような雰囲気ではありませんでしたが、練習会やSNSなどを通じてコミュニケーションが増え、メンバー間の意思疎通が進んだことが今回の好成績につながったと思います。今後も活動を継続し、徳島、そして四国でのソーシャルフットボールの普及に繋がっていくことを願っています。
吉澤知生 選手(Espacio)
過去3大会で準優勝2回という好成績を残してきたチームのキャプテンとして、今回、待望の優勝という結果を出せて、まずはほっとしたというのが本音です。本大会に向けての準備において、単にチームとして成長しただけでなく、個々のメンバーが私生活においても自分自身と厳しく向き合い、成長した結果、優勝という最高の成績につながったと思います。
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