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小学校体育サポート研修会を金沢大学(石川県)で開催
2022年05月26日
日本サッカー協会(JFA)では、より多くの学校・クラスでサッカーの授業を行ってもらえるよう、新学習指導要領に沿ったJFAが推奨する内容(※)を伝える場として、2014年から「小学校体育授業サポート研修会」を開催しています。
その研修会を5月16日(月)・23日(月)に金沢大学(石川県金沢市)で開催し、体育を専門に学ぶ12名の学生が受講しました。
また、JFAでは小学校や小学校教員養成系大学に「小学校体育サポート研修会」の講師を派遣しています。大学で実施した際は「新・サッカー指導の教科書」を受講者全員に贈呈します。以下をご参照のうえ、開催希望・お問合せ等、担当までぜひご連絡ください。
※小学校体育サポート研修会
https://www.jfa.jp/coach/physical_training_club_activity/dispatch_instructor.html
「新・サッカー指導の教科書」
https://www.toyokan.co.jp/products/3651
講師コメント
北野孝一(JFA小学校体育サポートインストラクター/金沢市立浅野川小学校教員)
金沢大学で体育研究の一つとして行われている授業に参加させていただきました。小学校をはじめとして、中学校、高校の教員を志望する方もおられました。
これまでJFAが強化、育成、指導者養成、普及の中で積み重ねてきた指導のエッセンスを実技、講義を通してお伝えしました。そのエッセンスとは、指導の考え方や流れ、指導方法、オーガナイズ(場の設定)など多岐にわたります。時間は大学の授業では2コマ(90分×2)でしたが、あっという間に時間が過ぎました。
受講者数は小学校のクラス平均の人数より少なかったのですが、2倍いる子どもたちを想像しながら、ゲームをはじめとして様々な活動に一生懸命かつ真面目に取り組んでいただきました。今後、学生のみなさんが教育現場に立たれたとき、教育実習に参加したときの授業づくりのヒントになればうれしいです。
最後になりましたが、開催にご協力いただいた金沢大学の増田先生、山田先生に感謝申し上げます。
受講者コメント
澤田茉綾 さん
自分が苦手とするサッカーの指導に関しての不安が大きく軽減されました。自分なりのアレンジを加え、子どもたちが楽しく成長できる授業づくりができるよう努めていきます!
四方海羽 さん
準備運動からウォーミングアップのメニューを多く知ることができてうれしかったです。理由は、メニューが思いつきにくいこと、指導要領にほとんど載っていないことの2つ。一から考えだすには発想力が欲しかったり、時間が足りなかったり難しい。子どもが「ハマってくれる」メニューを多く知れ、貴重な経験でした。
日光泰斗 さん
研修を受ける前は体育でのサッカー指導、教材としてサッカーを使うのはハードルが高いと思っていましたが、研修を受けて、道具や場の工夫によって取り組みやすくなることを学びました。ぜひ子どもたちにサッカーをしてもらいたいです。
藤澤幹也 さん
体育の授業における様々なアプローチや工夫を知ることができました。これから自分で授業をつくる機会が増えると思いますが、ゲームから逆算して必要な活動を考える重要さを学びました。体育以外でも取り入れたいと思います。
伊藤遼平 さん
サッカーには苦手意識があったが、ウォーミングアップからゲームまで楽しくできた。毎年やってもいいくらい有意義な時間でした。他の体育の授業にも生かせるところが特によかったです。
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