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S級コーチ養成講習会2021 Module3・短期講習③ 受講者レポート Vol.7

2021年09月09日

S級コーチ養成講習会2021 Module3・短期講習③ 受講者レポート Vol.7

2021年度S級コーチ養成講習会module3が8月30日からスタートしました。
Module2終了から約2か月の間にはインストラクターによるクラブ訪問も行われ、それぞれの課題に向き合う期間となりました。
Module3は会場を静岡から福島・Jヴィレッジに変更して実施しました。

Module3・短期講習③

期間:8月30日(月)~9月3日(金)

8月30日(月) 午後 集合・ガイダンス 
     チーム別ミーティング、ゲーム、模擬プレスカンファレンス
8月31日(火) 午前 指導実践
午後 指導実践
9月1日(水) 午前 指導実践
午後 指導実践
9月2日(木) 午前 指導実践
午後 指導実践
9月3日(金) 午前 チーム別ミーティング、ゲーム
   振返り、ガイダンス

コメント 

城和憲 さん(JFAコーチ)
まずはコロナ禍で講習会を開催するために尽力していただいた多くの方々に感謝を申し上げます。
Module2を6月に終え、少し期間が開き8月30日からスタートしたModule3の短期講習は、緊急事態宣言が発令されたことにより、会場をJヴィレッジへと移し、指導実践をメインとしての活動になりました。
今回はまず大学生のゲーム分析を行い、分析結果をもとに4人組で指導案を立案し、監督・コーチ・GKコーチ・フィジカルコーチの役割を分担した中で指導実践を行いました。
分析からグループで取り組み、様々な意見を交わす中で次の試合へ向けての改善点などを共有しトレーニングを行う流れで行いました。まさに日常で取り組んでいくコーチングサーキュレーションを意識した内容の講習でした。
指導案を立案する中では、監督の意図を理解しながらも、改善に繋がるトレーニングになるようグループ内で意見を言い合い、ボードを使いながらシミュレーションを行ったり、トレーニング時のスタッフの役割を明確にして共有したりと、それぞれのグループで夜遅くまで議論を交わしました。
実践ではグループ毎に練られたトレーニング計画から、多くの気づきと学びそしてたくさんのヒントを得られました。指導実践後のディスカッションでも、質の高い意見交換が出来るようになってきており、全員が学びの気持ちを持って臨んでいました。
最終日には、トレーニングで改善してきたことをゲームで確認しました。ゲーム前ミーティングから試合までの準備、そしてゲームコーチングと実際のチームを率いる形で進めていく中で色々な課題も見つけることができました。
5日間という限られた時間の中ではありましたが、今回の講習でも多くの学びがありました。
来週からはオンラインでのプレゼン実習などが計画されています。指導者として必要なスキルを身につけるべく引き続き努力していきたいと思います。
最後になりますが、今回、5日間の指導実践にサポートプレーヤーとして積極的に取り組んでくれた江戸川大学サッカー部の皆様、感染対策を含め多大なるサポートをいただきましたJヴィレッジ関係者の皆様。本当にありがとうございました。

次回は白井裕之さん(サガン鳥栖)よりレポートします。

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