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U-16日本女子代表候補 新たなチームスローガンとともに活動開始
2021年06月29日
U-16日本女子代表は6月27日(日)、福島県のJヴィレッジでトレーニングキャンプを開始しました。
初日の27日(日)は、4分間のYo-Yoテスト(持久力テスト)で選手のコンディションをチェック。ポゼッションを中心として、1時間強のトレーニングを行いました。
6月中旬に梅雨入りした東北地方ですが、翌日28日(月)は、梅雨の晴れ間に恵まれた天候となりました。数的不利な状況での守備をテーマとした、また明日のトレーニングマッチを控え、ゲーム形式のトレーニングを行いました。
夜のミーティングでは、このチームのスローガンを決めるべく、選手26名が4グループに別れてディスカッションを実施。ディスカッションで決めたスローガンをグループごとにプレゼンテーションし、賛同の多かったものがチームスローガンとなります。個性あふれるプレゼンテーションが行われた中で決定したチームスローガンは「和衷協同(わちゅうきょうどう)、~Believing all for the victory~」となりました。和衷協同とは、「心を同じくして共に力を合わせ、仕事や作業に当たること」。サブタイトルにもあるように、勝利のためにお互いを信頼し、チームが一丸となって勝利に向かっていくことを目標とし、また明日からのトレーニングに励みます。
選手コメント
GK 石田ひなは 選手(NGUラブリッジ名古屋スターチス)
私は今回のトレーニングキャンプで自分のストロングポイントがどこまで通用するのか、このチームが勝利するためにどうやって自分のプレーを生かすか、積極的にチャレンジして確実に自分のものにしたいです。また、チームで決めたスローガンをもとに、アジアで戦い抜くために常に試合をイメージしてトレーニングを行い、1つ1つのプレーの質を上げていきたいです。
DF 岡村來佳 選手(三菱重工浦和レッズレディースユース)
代表キャンプ2日目を終えて、様々なことを学びました。点を奪うためにはどうしたらよいか、逆に点を奪われないためにはどうしたらよいかを常に考えること、そしてアクションしていくことが大切だと思いました。夜のミーティングでは、先輩方が海外選手と体をぶつけ合って戦っている試合映像を見ました。海外の選手は、ファールをしてでも勝とうとしていました。それに負けない体つくりが大切だと刺激を受けました。また、チームの目標も決め、狩野監督が「立てた目標のようにチームはなっていく」と話していたのが印象的でした。この目標に向かって今後も頑張っていきたいです。
MF 松永未夢 選手(日テレ・東京ヴェルディメニーナ)
今日のトレーニングだけでもたくさんの課題が見つかりました。例えばフィニッシュの精度、チームの勝利のためにはその力が必要です。1本1本のシュートに狙いを持って打ちたいです。また、今日のトレーニングで自分の課題であった裏を狙う動きを学びました。まだ活動は長いので、今日学んだ動きや自分の長所であるスピードやドリブルを最大限に発揮していきたいです。そして、自分たちが作ったこのチームのスローガンには「みんなを信じる」「勝利のために」という意味が込められています。チームの勝利のために必要な選手になれるように頑張りたいです。
FW 中嶋琉七 選手(ノジマステラ神奈川相模原ドゥーエ)
今回の活動では、私の長所であるスピードやフィジカルの強さを生かし、チームに貢献するという気持ちを持って取り組んでいます。トレーニング2日目が終わり、仲間との連係や連動性を高めるにはコミュニケーションを取り、思っていることを伝えることが大切だと改めて感じました。明日からのトレーニングや試合では、今まで以上にコミュニケーションを図り、細かい修正を重ねていきたいと思います。また、チームスローガンを目標に、チーム一丸となって上を目指していきたいです。