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2020年度 第7回理事会を開催
2020年06月19日
日本サッカー協会(JFA)は6月18日、オンラインで理事会を開催しました。
理事会では、天皇杯JFA第100回全日本サッカー選手権の大会方式等、ビーチサッカー日本代表監督の選任などについて協議されました。
新型コロナウイルス感染拡大によってサッカー活動が中断されたことから、JFAは4月23日、天皇杯実行委員会を開催して今回の第100回大会の大会方式や日程について検討し、同日に発表しました。しかし、前回の理事会で継続審議となったことから、再度、協議されました。
本年度の第100回大会については、参加チームをはじめとする関係者の安全を最優先した上でJリーグのレギュラーシーズンを開催できるよう、通常の88チームから52チームに縮小し、8回戦制のノックアウト方式で実施することが決まりました。出場チームは、都道府県代表の47チームとアマチュアシードの1チーム(Honda FC)、J2とJ3リーグの上位各1チーム、J1は上位2チームとなります。
1回戦は9月16日(水)で、都道府県代表の32チームが出場。同23日(水)の2回戦にはHonda FCと都道府県代表の15チームが出場します。3回戦は10月28日(水)、4回戦は12月12日(土)・13日(日)、ラウンド16(5回戦)は12月20日(日)で、12月23日(水)に行われる準々決勝からJ2とJ3の上位各1チームが参戦。J1が登場するのは12月27日(日)の準決勝からとなります。決勝は前回大会同様、1月1日(金・祝)に開催する予定です。
また、参加チーム数が通常年比の約6割になったことことに鑑み、上位入賞チームに支払われる強化費も減額され、優勝チームに1億円(変更前は1億5000万円)、準優勝チームに3000万円(同5000万円)、第3位チームに1000万円(同2000万円)とすることが決定しました。
本年度の登録ウインドーについても協議されました。Jリーグ、JFLへの選手の登録(移籍)については、原則として年2回の登録ウインドーの期間中においてのみ可能としており、2020年は、第1ウインドーを1月3日から3月27日の期間、第2ウインドーを7月17日(金)から8月14日(金)としていました。
4月7日にFIFAから「新型コロナウイルス感染症の影響による登録ウインドーの変更の要請についてはFIFAも柔軟に対応する」という方針が示されていたことから、第2ウインドーを7月31日(金)から8月28日(金)に変更することを決め、FIFAに申請することとしました。
そのほか、ラモス瑠偉前ビーチサッカー日本代表監督の後任に茂怜羅オズ氏が就任することが決定しました。茂怜羅氏は選手としての活動も継続します。茂怜羅氏は、ブラジル出身で2012年12月に日本国籍を取得、日本代表として106試合に出場して113得点(2020年6月18日時点)を決めています。FIFAビーチサッカーワールドカップパラグアイ2019ではチームをベスト4に導く活躍で大会MVPにも選ばれました。
また、5月15日から運用を開始した「第1次サッカーファミリー財政支援事業(融資型)」の実施状況について、6月18日までに250件の申請があり、そのうちの219件に対して総額412,160,000円の融資が行われたこと(6月18日現在)が報告されました。申請は6月末まで受け付けています。
2018年12月から募集していた「高円宮記念JFA夢フィールド」の寄付金が総額90,414,945円に達したことも併せて報告されました。内訳は、個人2,203人から合計57,614,945円、法人は113件から合計32,800,000円。この寄付金は、JFA夢フィールドのうち、ピッチ、クラブハウス、フットサルアリーナの建設費用の一部に使われます。
そのほか、理事会の詳しい資料は、こちらをご覧ください。
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