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2020年度 第3回理事会を開催
2020年03月15日
日本サッカー協会(JFA)は3月14日、東京文京区のJFAハウスで理事会を開催しました。
理事会では、5月に開幕する天皇杯JFA第100回全日本サッカー選手権の大会形式の変更や選手の用具に関する運用緩和、理事改選に伴う役員等予定者の選出などについて協議されました。
今季の天皇杯については、新型コロナウイルスの感染拡大防止対応によってリーグ戦等が延期されていることから、J1、J2チームの天皇杯出場日程を緩和し、当初予定されていた天皇杯大会日程をリーグ戦等に利用できる日程を確保することとしたもので、同時に、ナショナルカップとしての天皇杯の価値を毀損しないことが担保されています。
なお、今回の見直しは第100回大会に限定するものであり、第101回大会以降の大会形式の設計への影響はありません。
新たな大会形式は、現行のラウンド16(4回戦)の開催日と予備日を活用して5回戦を追加で設定して8回戦制とします。
出場チームはこれまで同様88チームとし、J1の18チームは4回戦(ラウンド32)からの出場となります。J2のチームについては、前年順位1~10位の10チームは3回戦から、J2の11~22位の12チームは2回戦から参戦します。アマチュアのシードチームと都道府県代表チームは1回戦からの出場です。
日程は、1回戦を5月23日(土)・24日(日)、2回戦は6月10日(水)、3回戦が7月8日(水)、4回戦は8月19日(水)、ラウンド16(5回戦)を10月14日(水)、準々決勝を11月3日(火・祝)・4日(水)、準決勝を12月19日(土)、決勝を1月1日(金・祝)に開催する予定としています(しかし、今後の状況によってはさらに変更せざるを得ない可能性もあります)。
役員については、3月29日の評議員会で選任され、同日に行われる新理事会で代表理事等が互選で選ばれます。
そのほか、元日本代表で、J3のアスルクラロ沼津に所属する中山雅史さんに、S級コーチライセンスを付与することが決まりました。中山さんは、2016年度のS級コーチ養成講習会を受講。Jリーグでプレーしながら4年をかけて講習会を履修しました。現役のJリーグ選手でS級コーチライセンスを取得したのは中山さんが初となります。
S級コーチライセンスは、プロ選手を指導できるライセンスで、2月26日現在、中山さんを含む498人がこのライセンスに認定されています。