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ライツ長岡FC、シズナンFCなどが決勝ラウンドへ JFA第25回全日本U-15フットサル選手権

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2020年01月13日

ライツ長岡FC、シズナンFCなどが決勝ラウンドへ JFA第25回全日本U-15フットサル選手権

JFA第25回全日本U-15フットサル選手権は12日(日)に大会2日目を迎え、1次ラウンドの第3節8試合が行われ、ベスト4進出チームが決まりました。

グループAの第3節では、勝点4で並んでいたライツ長岡FC(北信越/新潟)と長崎レインボーSC(九州/長崎)が得失点差を巡って、強烈な得点の奪い合いを展開します。大会初出場のライツ長岡は、FP横田昊選手が4得点、FP番場聖選手が3得点を挙げる活躍もあり、9-0で勝利しました。長崎レインボーSCもFP松尾壮汰選手がハットトリックを達成するなど奮闘しましたが、7-3の勝利となり、得失点差で4上回ったライツ長岡FCが準決勝に進みました。

初日で唯一、2連勝を飾っていたスリーエスジュニアユース(北海道)は、ラインメール青森FCジュニアユース(東北/青森)と対戦しました。立ち上がり、動きの硬かったスリーエスジュニアユースでしたが、6分にGK小林龍人選手が「自分の得意な形」というドリブル突破からシュートを突き刺して先制点を挙げます。その1分後にもゴール前で冷静さを見せたFP渡辺健斗選手が追加点を挙げ、スリーエスジュニアユースがリードを広げました。しかし、勝てば決勝ラウンド進出の可能性もあるラインメール青森FCジュニアユースも反撃を見せ、15分に同点に追いつきます。緊迫した状況が続きましたが、最後はFPディアロ航選手が左サイドからシュートを突き刺し、スリーエスジュニアユースが3連勝で決勝ラウンドに勝ち上がりました。

グループCでは、シズナンFC(東海/静岡)がASC北海道U-15(東海/静岡)と対戦。試合は激しい点の取り合いとなったものの、キャプテンのFP鈴木新選手のハットトリックなどもあり、シズナンFCが18分までに5-4とリードします。そして迎えた試合終了間際、FP寺裏剣選手が前日に続いて、軸足の裏からボールを通すトリッキーなシュートを決めて、勝負に決着をつけました。
2大会ぶりの優勝を目指す長岡JYFC(北信越/新潟)は、ヴィットーリアスFC(関東/千葉)に対してFP加藤朝陽選手のハットトリックなどで11分まで3-1とリードしました。ここからリードを広げることができれば、決勝ラウンド進出もありましたが、15分に追いつかれてしまいます。18分にはFP野口来夢選手が勝ち越しゴールを決めて4-3としましたが、これ以上の得点は決められずに試合終了。得失点差でシズナンFCが4強入りを果たしています。

決勝ラウンド最後の一枠をめぐる争いも、得失点差で決着がつきました。セイザンFC U-15(中国/山口)は、FP上村音生選手とFP坂田真己翔選手がそれぞれ4ゴールを決めて、8-3でヴィンクラッソ大分ジュニアユース(九州/大分)に勝利。高知中学校(四国/高知)もセットスター若山U-15(関西/和歌山)に4-3で競り勝ち、大会2勝目を挙げましたが得失点差でセイザンFC U-15に及ばず。10大会ぶりの出場を果たしたセイザンFC U-15が前回出場時に続き、1次ラウンドを突破しました。

この結果、13日(月・祝)に行われる準決勝の対戦カードは、ライツ長岡FC対スリーエスジュニアユース、シズナンFC対セイザンFC U-15に決定しました。この2試合の勝者が13時50分にキックオフする決勝で対戦し、今年のU-15年代の日本一が決定します。

監督・選手コメント

渡辺薫 監督(長崎レインボーSC)
もう一つの試合が気になってしまいました。点が入ると、こちらも気になって焦ってしまいました。タイムアウトから点が入りましたが、「割り切っていこう」と話しました。向こうの試合が5点入っていたので「点を取らないといけないよ」と伝えて、意識が変わったのかなと思います。ちょっと受ける姿勢が多かったかなと思います。もう少し、自分たちから仕掛けてやれれば、もう少し流れも変わったかもしれません。初の全国大会は良い財産になったと思いますし、これが第一歩になればいいなと思います。

山崎太一 監督(長岡JYFC)
最後に引き分けた初戦もそうでしたが、決めるところを決めないと、サッカーの神様が見放すよということですね。今日もチャンスはありましたが、そこを冷静に判断できず、技術も足りませんでした。2年ぶりの出場なので、初出場と同じでした。持っているものは悪くないのですが、自分たちはできるだろうという甘さが常にあったと思います。今回、それに気づけたかどうかが選手たちの分岐点だと思いますし、僕らもそういう選手を育てられないと指導者としてダメなので、良い勉強になったと数年後に笑えるようにしたいと思います。

GK #1 小林龍人 選手(スリーエスジュニアユース)
練習してきたことをやろうと自分の中で決めていて、前に攻撃に出る動きは練習からやっていました。数的優位になり、相手が外に出て真ん中が空いたのでシュートを打ちました。決められて良かったです。練習で積み重ねてきたことが出せた結果、準決勝に勝ち上がれたと思います。日本一まで行けるように、体のケアなどをしっかりして、最高のプレーをしたいと思っています。

FP #29 上村音生 選手(セイザンFC U-15)
今日の試合前までは、高知中学校と勝点で並んでいたので得失点差が勝負になることが分かっていました。FWとして、たくさん点を取ろうという気持ちで試合に臨み、結果的に4点取れたのでうれしく思います。ファーストプレーで自分のミスで失点して、そのあとに2点目も取られて悪いムードになっていましたが、そのあとにすぐ点を取れて、良いムードになっていったのも良かったと思います。高いレベルで戦う中で一体感も生まれて乗りに乗っています。10年前の第3位を越えることを目標にきているので、FWとして点を取ってチームを勝たせたいと思います。

大会期間:2020年1月11日(土)~13日(月・祝)
大会会場:三重県/三重県営サンアリーナ

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