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JFAなでしこひろば in 手稲を開催
2019年05月29日
JFAなでしこひろば in 手稲が、5月19日(日)に北海道札幌市で開催されました。このイベントは、2018年8月からスタートし、今回で9回目の開催となりました。
1部は18時~19時で開催、幼児から小学3年生までの男女が参加してくれました。最年少は2歳で、よちよち歩きですが、たくさんボールに触って一生懸命ボールを追いかけてくれました。子ども達は笑顔でプレーし、微笑ましい姿を見せてくれました。
2部は19時~21時で、小学4年生以上が参加対象で、女の子だけでサッカーをプレーするのを楽しみにしてくれている近隣の少年団の女子選手や、少年団に入るにはちょっと抵抗がある女の子、初心者だけどサッカーに興味がある女子中学生などが参加、リピーターも増えてきました。
なでしこひろば in 手稲は、女子サッカーチーム「Teine EGZAS FC」が主催しており、指導は主に女性コーチが担当しますが、チームの中学生選手達も“お姉さんコーチ”として、トレーニングメニューを考えたり、当日の指導にあたっています。1部では、幼児や園児にマンツーマンで指導し、2部ではトレーニングの見本を見せたり一緒にゲームするなどして、普段のトレーニングとは雰囲気の違う和気あいあいとした和やかな活動になりました。お姉さんコーチとして中学生選手が指導にあたることも、選手の成長につながると考え、人に教える難しさや言葉遣い、自分のプレーを再確認し今後のチームの活動に活かしてもらうことも期待をしています。何よりサッカーだけでなく体を動かして遊ぶことが少なくなってきているこの時代に、異なる年代の女の子たちが笑顔でボールを追いかけている姿を見せてくれることに指導者としてのやりがいを感じました。
今後も月1回のペースではありますが、なでしこひろばを開催することで、地域スポーツの普及に貢献していきたいと思います。
主催者コメント
有賀新一 Teine EGZAS FC 運営代表
当チームは、立ち上げから2年目で地域の知名度もまだ高くないため、当初、なでしこひろばの開催は選手の兄妹や友達への告知から始めました。現在は口コミなども広がり、沢山の参加者がリピーターとして参加してくれております。今回、なでしこひろばの活動レポートを投稿させていただくにあたり、参加者の保護者へアンケートをとらせていただきました。このアンケートの結果をもとに参加者様の要望も多数ありましたので、継続的な実施と、違う地域での開催も今後検討し、なでしこひろばを通じて、サッカーの普及、地域の活性化に貢献できたらと思います。
参加者コメント
・いつも、男子の中に女子1人で練習しているため、話が合わず、さみしい思いや力の強さなどで差が出てしまう面がありますが、なでしこひろばは、お姉さんたちに話しかけてもらったり、雰囲気がとても良く、楽しく練習できているので貴重な体験だと感じています。
・ボールにたくさん触る良い機会なので、これからも開催をお願いします。
・遊びから基礎、ゲームまでいろいろ学べ、本人も楽しくできているので、大満足です。
・他の区での開催があると嬉しいです。
JFAなでしこひろば
女の子から、お姉さんやお母さん、おばあちゃんまですべての女性がサッカーをもっと気軽に楽しんでいただける場所です。日本サッカー協会が認定した各地域の団体や施設の皆様によって運営されています。