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SAMURAI BLUE、柴崎選手、槙野選手が合流~AFCアジアカップUAE2019(1/5~2/1)~

2018年12月28日

SAMURAI BLUE、柴崎選手、槙野選手が合流~AFCアジアカップUAE2019(1/5~2/1)~

SAMURAI BLUE(日本代表)は12月27日(木)、来月5日(土)にアラブ首長国連邦で開幕するAFCアジアカップUAE 2019へ向けて千葉県内で練習を行い、MF柴崎岳選手(ヘタフェCF)とDF槙野智章選手(浦和レッズ)が合流しました。

合宿2日目のこの日、夕方から始まった練習には柴崎選手と槙野選手が加わって、トレーニングパートナー6選手を含めて19人で実施。細かいステップワークとダッシュを組み合わせた動き、2グループに分かれてのボール回しや、リフティングからパス出しなど、選手たちはコンディショニングを中心としたメニューに取り組みました。

2グループがハーフコートに分かれた練習では、ボールスピードや高さとほかの選手との距離を意識しながら、広いエリアでパスとドリブルを繰り返しました。この練習後、柴崎選手と槙野選手はランニングで調整を図り、早目にピッチから引き揚げました。

その後、初日から参加している11人はトレーニングパートナーとともに、狭いエリアで6対6にフリーマン3人とGKを付けた対人練習でタッチ数に制限を付けて攻撃の連携をチェックしました。森保一監督は時折、選手の動きを止めて意識するポイントを説明し、プレー中にも「相手の動きを見て(ボールを)運ぶ」、「どんどん切り替えて」などと声をかけて、タッチ数の選択とスペースを突く、素早い判断を促していました。

2015年アジアカップにも出場した柴崎選手は、「優勝しか見ていない。その自信と、決意を固めて来た」と力強く語りました。

また、この日引退を発表した元日本代表のMF小笠原満男選手(鹿島アントラーズ)について、「僕の小学生の頃からのアイドル。満男さんの隣でプレーすることが多く、一人の選手として成長させてくれた大先輩」と話し、感謝の気持ちを口にしていました。

なお、DF長友佑都選手(ガラタサライ)ら残りの海外組の選手たちは、所属クラブの日程の都合で現地合流するDF吉田麻也選手(サウサンプトン)、MF中島翔哉選手(ポルティモネンセSC)、FW武藤嘉紀選手(ニューカッスル)を除いて28日(金)、29日(土)の両日で順次合流予定です。

AFCアジアカップUAE 2019は1月5日(土)にアブダビで開幕。グループFで戦う日本は1月9日にトルクメニスタン、13日にオマーンといずれもアブダビで対戦し、17日にアルアインでウズベキスタンとグループステージ最終戦を戦います。各グループ上位2チームと3位の中から上位4チームがノックアウトステージに進出。決勝は2月1日にアブダビで行われます。

コメント

GK 権田修一 選手(サガン鳥栖)
2004年のアジアカップの時は、僕は高校1年の夏合宿中で日本人として応援していました。PKはトーナメントになったら試合を決める要素が大きくなってきます。まずは90分で勝つことを考えるのが一番ですが、激しい戦いになると想定してやらなければいけないですし、大会を通して、どういう状況になってもいいように準備したいです。PKはいろいろな準備をする中の一つだと思います。

DF 槙野智章 選手(浦和レッズ)
アジアカップというビッグイベントが待っているので、それに向けてチームとして戦っていかないとなりません。簡単にいく大会でないことは分かっていますし、レフェリングや環境の難しさなどいろいろある中で、選ばれているメンバー全員でしっかりと最後まで日程をこなしたい。しっかりとタイトルを獲れるようにやらなければいけないと思っています。今回トレーニングパートナーで参加している選手たちには、短い時間でもいろいろな選手とバトルすること、一緒に生活することでたくさんの刺激を得られると思うので、1分1秒を無駄にしてほしくないと思いますし、僕たちも彼らから学べるものがあると思っています。
小笠原選手の引退は(練習後の)ロッカーで聞きましたが、驚く声がいろいろな選手から聞こえて、リーグきっての経験のある顔という選手だと思っています。Jリーグと日本代表を引っ張っていただいた方なので、先日の川口能活選手もそうですが、引退のニュースを聞いてさみしく思っています。満男さんならではの鹿島での勝ち方やタイトルの獲り方はあると思うので、下の世代の選手たちに伝えていってほしいですし、僕もサッカーに対しての考え方を聞いてみたいです。

MF 柴崎岳 選手(ヘタフェCF)
アジアカップは優勝しか見ていません。その自信と、決意も固めて来ました。アジアナンバーワンの椅子を勝ち取りに行きたいと思います。アジアカップは本当に難しい試合になりますし、難しい試合にさせられるので対応力が大事になりますし、柔軟な対応力をしっかりと出さなければ勝てないと思います。ベンチを含めてどれだけモチベーションを落さないでやっていけるかが非常に重要になります。メンバー23人の誰が出ても同じような力を出せなければいけないと思っています。
(小笠原)満男さんは、僕が小学校4年ぐらいの時に2002年ワールドカップ日韓大会があて、僕のアイドルで、小学校時代には満男さんのリストバンドを買って練習していました。鹿島では満男さんの隣でプレーすることが多かったですし、プレーの中から得るものはたくさんあって、一人の選手として成長させてくれた大先輩です。口では多くを語らないですが、試合や練習の空気を察するのがすごく上手で、(チームが)緩い空気でいると檄を飛ばすことも多くありました。お疲れさまでしたと言いたいです。

関塚隆 JFA技術委員長
(小笠原満男選手引退について)日本代表としてもプレーして一時代を築いてくれました。お疲れさまでしたと言いたい。彼がやってきたものが(周囲の選手に)伝わってきたので、今後はまた立場を変えて、サッカー界に貢献していってもらいたいと思います。

スケジュール

SAMURAI BLUE(日本代表)のスケジュールはこちら

  • 槙野智章 選手(浦和レッズ)インタビュー

  • 柴崎岳 選手(ヘタフェCF/スペイン)インタビュー

  • 伊東純也 選手(柏レイソル)インタビュー

 

AFCアジアカップUAE2019

大会期間:2019/1/5(土)~2019/2/1(金)

グループステージ:
2019/1/9(水) 20:00キックオフ(日本時間)
vs トルクメニスタン代表

2019/1/13(日) 22:30キックオフ(日本時間)
vs オマーン代表

2019/1/17(木) 22:30キックオフ(日本時間)
vs ウズベキスタン代表

地上波放送:テレビ朝日系列にて生中継 予定
BS放送:NHKBS1にて生中継 予定

大会情報はこちら

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