DUARIG Ｆリーグ2018/2019 ディビジョン1は、台風の影響で延期となっていた第15節 名古屋オーシャンズ対ペスカドーラ町田戦を26日(水)に行いました。

リーグ戦26試合を終えた時点でプレーオフ出場を決めた名古屋は、残りの試合でリーグ戦1位を目指します。対する町田は直近6試合で4分2敗と勝利から遠ざかっており、3位との勝点差を詰めるべくこの試合に臨みました。序盤から激しい攻防が繰り広げられ、10分、西谷良介選手のゴールで名古屋が先制に成功すると、このリードを守り、1-0で前半を折り返します。

まずは追いつきたい町田でしたが、後半開始わずか12秒で名古屋のヴァルチーニョ選手にジャンピングボレーを決められ失点すると、その1分後にもヴァルチーニョ選手にゴールを奪われ3点を追う展開に。26分には名古屋の星翔太選手が追加点を挙げ、点差が開きます。4点を追う町田は、森岡薫選手のアシストからダニエル サカイ選手がゴールし1点を返すと、38分にはパワープレーの流れからクレパウジ ヴィニシウス選手がゴールを挙げ、2点差に迫ります。しかし、終了間際にパワープレー返しで失点し、5-2で試合終了。勝利した名古屋は、今シーズンの開幕から27戦無敗で2018年を締めくくりました。

また、第28節は年内で5試合を終え、フウガドールすみだ対名古屋オーシャンズの一戦は、年明けの1月6日(日)に行われます。

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監督・選手コメント

ペドロ コスタ 監督（名古屋オーシャンズ）
完璧なゲームというのはないと思いますが、この試合の選手たちを讃えたいと思います。ゲームプランを立て戦ったその精神や、ゲームの中での集中力、一人一人の個性を100％出して、非常にいいゲームをしてくれたと思っています。今年最後のゲームで、集中力を保ってゲームができた選手たちに「お疲れさま」と言いたいです。
延期したこの試合は待ち遠しかったですし、ここまで他のチームより1試合少なかった中で、この試合が大事になることは一人一人が十分に分かっていました。次の目標に少し進むことができた一戦だったと思います。プレーオフの出場が決まり、年内にプレーオフの準備に向けた考えを持てるようになったのは、非常に大きなものを達成できました。
試合後すぐなので、状況を全て把握した上での言葉ではありませんが、今の印象としては町田を強いチームとしてリスペクトしているからこそ、この一戦に懸ける思いを選手たちが持ってゲームを支配をでき、相手がパワープレーをする時間帯までは主導権を握って、望んでいた流れが作れたと感じています。簡単には勝点3を渡してもらえず特に終盤には苦戦もしましたが、求めていた流れを作れた試合でした。

酒井ラファエル良男 選手（名古屋オーシャンズ）
非常にいい試合ができたと思います。この試合に向けて1週間半の時間があったので、しっかりと準備をしました。今の町田の状況をできるだけ有利に使うことも私たちのひとつの手だったので、彼らも勝たないといけない一戦の中で「失点をしない、先制点を先に取る」ということが重要で鍵になると戦略を立てました。その中で集中して試合に入れましたし、アグレッシブさもあり、最初の得点を取れたことで相手に大きな精神的なダメージを与え、相手のプランを崩せたことが、大きく差が出た要因だと思います。相手の点を取り返し、逆転をしないといけない状況での焦りをうまく利用できました。後半に入ったところでもいいタイミングで2点を取れたのが、有利にゲームを運べた要因のひとつだと思います。失点はしましたが、また得点を取ってチームを落ち着かせることができたので、ゲームの流れをうまく掴むことができたと思います。

原辰介 選手（ペスカドーラ町田）
プレーオフに向けて難しい状況ではありましたが、選手たちは誰一人諦めることなく臨みました。その中でこの試合に負けてしまい、とても悔しいです。残りの試合も難しい状況ではありますが、町田を応援しくれる方々のために、チームの誇りのために、しっかりと戦っていきたいと思います。

DUARIG Ｆリーグ2018/2019 ディビジョン1

開催期間：2018年6月16日(土)～2019年2月11日(月・祝)　全33節/198試合

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