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アジア王座奪還へ SAMURAI BLUE始動~AFCアジアカップUAE2019(1/5~2/1)~
2018年12月27日
来月5日(水)に開幕するAFCアジアカップUAE2019に向けたSAMURAI BLUEの活動が26日(水)、千葉県内でスタートしました。
2011年にカタールで行われた同大会に優勝し、最多となる4度の優勝経験を持つ日本代表。しかしながら2015年に行われた前回大会は準々決勝でUAEにPK戦の末、敗れています。今回の大会は再びアジアチャンピオンの座を奪還することを目指し、臨むことになります。
初日となったこの日は12月はじめにJリーグを終えた国内組の選手たち、そして12月中旬にリーグがウィンターブレイクに入っていた南野拓実選手(ザルツブルク)の計11選手、そして国内合宿中にSAMURAI BLUEのトレーニングをサポートするトレーニングパートナーの6選手がチームに合流しました。
17時から行ったトレーニングはランニングで体を温めると、その後はボールの感覚を確認しながら、技術的なトレーニングメニューをこなしていきます。短い距離、スペースから始まり、徐々にプレーエリアを広げながらパス、ボールコントロール、体の運び方を意識させるメニューが続いていきます。プレーの強度よりも正確さ、プレーの精度をひとつひとつ確認した選手たち。ここから徐々にプレー強度、連携を高めていくことになります。
まだ合流していない12選手は翌日以降、チームに合流。全員が揃うのはUAEへと移動してからとなる見込みです。
監督・選手コメント
SAMURAI BLUE(日本代表)森保一 監督
大会のなかで成長しながら7試合を戦い、優勝することがアジアカップの目標です。国内キャンプでは、フィジカルコンディションを上げることをテーマにしています。今日集まった選手の多くはJクラブ所属で、休み、自主トレを経てメンタル的にはフレッシュな状態で集まってくれました。30日にはゲームもありますし、ボールフィーリングの感覚、コンディションを上げていってもらえればと思います。大会を通して経験値を上げていくなかで、戦術の浸透やコンビネーションも上げていかなければいけません。高みを目指して、クオリティを高めていきたい。想定外のことが起きたときに、自分たちから乱れて崩れないようにと考えています。チームの総力戦で、7試合を戦い抜きます。
GK 東口順昭 選手(ガンバ大阪)
日本を代表してこのアジアカップを獲りにいく、この気持ちしかありません。コンディションを上げていき、ピッチ上でのコミュニケーションをしっかり取ってチーム力を上げて初戦に入っていきたい。攻撃面ではしっかり崩して点を取れていますが、守備のところでは失点していますし修正点として捉えています。タフな大会になるので、アジアのトップを獲れるように集中してチーム一丸となってやりたいです。
MF 青山敏弘 選手(サンフレッチェ広島)
アジアカップの戦いがスタートしたと思っています。選手たちからは、コンディションをしっかり保ってここに来てると感じられましたし、意気込みや意識の高さを感じました。日本代表は(森保監督とともに)順調なスタートを切って、下地や土台の部分はかなりできてきましたし、自信を持っていいと思います。アジアカップを目標にこの4ヶ月やってきたので、これを全てぶつけて優勝を勝ち取りたいです。
MF 南野拓実 選手(ザルツブルグ/オーストリア)
いよいよアジアカップ。始まるな、と身が引き締まる思いです。自分としては少し緊張感を持って、この年末の最後にしっかりいい準備がしたいと思っています。攻撃時のコンビネーションは毎試合手応えを感じる場面が多くなっていますし、アジアカップでもこれをしっかり出したいです。今年は(代表とクラブの両立もあり)タフなシーズンでしたが、手応えをすごく感じています。日本は(アジアカップ)優勝を狙える実力があるチームだと思うので、その一員として、優勝目指して頑張ります。
スケジュール
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SAMURAI BLUE(日本代表)森保一 監督 インタビュー
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東口順昭 選手(ガンバ大阪)インタビュー
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青山敏弘 選手(サンフレッチェ広島)インタビュー
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南野拓実 選手(ザルツブルグ/オーストリア)インタビュー
AFCアジアカップUAE2019
大会期間:2019/1/5(土)~2019/2/1(金)
グループステージ:
2019/1/9(水) 20:00キックオフ(日本時間)
vs トルクメニスタン代表
2019/1/13(日) 22:30キックオフ(日本時間)
vs オマーン代表
2019/1/17(木) 22:30キックオフ(日本時間)
vs ウズベキスタン代表
地上波放送:テレビ朝日系列にて生中継 予定
BS放送:NHKBS1にて生中継 予定