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元日決勝進出を懸けた準決勝を12月29日(土)に開催 ~皇后杯 JFA 第40回全日本女子サッカー選手権大会~
2018年12月26日
皇后杯 JFA 第40回全日本女子サッカー選手権大会は、12月29日(土)に準決勝を開催します。皇后杯制覇まであと2勝に迫ったチームの顔ぶれは、いずれも実力者揃いです。
準決勝第1試合は、前回大会の女王である日テレ・ベレーザ(なでしこ1部/東京)と、皇后杯初優勝を目指す浦和レッズレディース(なでしこ1部/埼玉)の対戦です。
プレナスなでしこリーグ1部を4連覇中の日テレは、今大会もここまで充実の戦いぶりです。他の3チームが1点差で準々決勝を勝ち進む中、日テレは唯一大量得点で準決勝進出を決めました。なでしこリーグ得点王と最優秀選手賞を受賞した、田中美南選手は今大会5得点と好調で、攻撃陣をけん引しています。その一方、成長著しい土光真代選手も「試合出場するからには責任を果たしていかないといけない」と、守備を支えて周囲の期待に応え続けています。
今シーズン途中から指揮を執る正木裕史監督率いる浦和は、20歳の大熊良奈選手など若手選手を積極的に起用しながら勝ち進んでいます。7月のなでしこリーグカップ1部で日テレと対戦した際は、2-0で勝利しているため、今大会でもその再現を目指します。18歳の高橋はな選手は「シーズン前からタイトル獲得を目標に戦ってきたが、日テレにそれを奪われ続けている」と悔しさをにじませながら、「力みすぎずに目の前の試合で勝利を目指したい」と、重要な一戦を見据えます。
準決勝第2試合は、4強の中で唯一の無失点を続けるジェフユナイテッド市原・千葉レディース(なでしこ1部/千葉)と、攻撃力が武器のINAC神戸レオネッサ(なでしこ1部/兵庫)の対戦です。
櫻本尚子選手と千野晶子選手の両センターバックが支える守備が持ち味のジェフLは、今大会3試合で無失点。1993年度の第15回全日本女子サッカー選手権大会で、読売日本サッカークラブ女子ベレーザ(現・日テレ)の優勝メンバーだった藤井奈々監督は「自慢の走力と粘り強さで、意地でもタイトルを」と意気込んでおり、ボランチの西川彩華選手も「I神戸の強力な攻撃を防ぎながら、少ないチャンスを決め切りたい」と、今季未勝利のI神戸戦を迎えます。
今シーズンのリーグ戦で最多の45得点を決めながらも、準優勝に終わったI神戸は、韓国女子代表のイ・ミナ選手がチームにフィットし、攻撃力がさらに増しています。特に今大会は、2試合連続でセットプレーから得点中。中島依美選手が蹴る正確なキックは、チームに多くの喜びをもたらしてきました。「もし1回目のセットプレーで決められなくても、次かその次では決め切ることができる。セットプレーは大きな武器」と、髙瀬愛実選手も自信をのぞかせています。
2019年1月1日(火・祝)の元日決勝に駒を進めるのはどのチームか。皇后杯準決勝は、いずれも大阪府のパナソニック スタジアム 吹田で開催されます。
開催期間:2018年11月3日(土・祝)~2019年1月1日(火・祝)
【1回戦】 2018年11月3日(土・祝)・4日(日)
【2回戦】 2018年11月24日(土)・25日(日)
【3回戦】 2018年12月1(土)・2日(日)
【準々決勝】 2018年12月22日(土)
【準決勝】 2018年12月29日(土)
【決 勝】 2019年1月1日(火・祝)
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