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【j-futsal連動企画】バルドラール浦安と地域の子供たちが繋がるとき 浦安市で「フットサル教室」を実施
2018年09月28日
8月20日(月)と27日(月)の2回にわたり、浦安市の富岡公民館にて、バルドラール浦安のコーチと選手によるフットサル教室が行われました。主催は浦安市で、対象は小学校低学年。夏休みの子供たちが集まり、涼しい屋内で歓声を上げながらボールを追いました。
J-futsalでは27日(月)の教室を取材しました。バルドラールから参加したのは露木健司コーチと染野伸也選手。子供たちに「バルドラール浦安のツユコーチとソメコーチです!」と元気に自己紹介して教室をスタートします。
夏休み中の子供たちの良い思い出に
まずはフットサルのボールに慣れるため、ボールが跳ねないようになっていることを実感させ、空中に投げてキャッチしたり、キャッチする前に手を叩いたり、背中で受けたりと徐々に体を動かし、難易度を上げていきます。そしてドリブルの練習。マーカーを並べてジグザグに進みます。最初はぎこちなかった子供たちも、何度もトライするうちにコツをつかんできて、上手く進めるようになっていきました。
すると次に、腰にビブスを差して、ボールをドリブルしながら他の子のビブスを取る遊びに入ります。足元でドリブルしながら、同時に周囲に気を配るのはなかなか難しいものです。ツユコーチとソメコーチも交ざり、容赦なくビブスを奪うと、子供たちは「ズルい!」と顔を真っ赤にしながら「今度は取られないぞ」と何度もチャレンジしていました。
わずか1時間の短い教室はテンポ良く進み、最後は学年でチームを分けてのミニゲームです。こちらもそれぞれのチームにツユコーチとソメコーチが入り、時に華麗な足技を披露。子供たちも真剣な顔でボールを追いかけ、ゴールが決まるたびに歓声が上がります。そして終了後はみんなでバルドラールの旗と一緒に記念撮影をしました。
小学1年生のユウくんのお母さんは、「体を動かすのは好きな子ですけど、とても楽しそうにしてていいですね」と見守っていました。お母さん自身も「サッカーとフットサルはどういう違いがあるのか分からないくらいでした(笑)、子供が取り組みやすいものというのを今日知ることができて良かった」といいます。ユウくんも「バルドラールは最初知らなかったけれど、コーチの人も面白くて楽しかった。フットサル、ちょっとだけ好きになった」と笑顔でした。
小学2年生のユリアちゃんは「試合が楽しかった!ゴールも決めた」とまだ興奮気味で、「フットサルやサッカー見るのは好きだったけれど、やってみたら面白かった。またやってみたい」とのこと。ユリアちゃんのお母さんも「コーチたちも楽しそうで、生き生きとしていて本当に良かったです。またあったら嬉しいですね。(習い事として)やりたいというならやらせてみたいなと思います」と、好印象を持たれたようでした。
フットサルとバルドラールを知らない子供たちに
今回のこのサッカー教室、浦安市の担当の三浦さんによれば、「夏休みに子供さんの体を動かす場として、狭い会場ながら何かできないかと考えたときに、フットサルならできるのでは」ということで、「バルドラールさんにお願いしたらOKをいただいた」という経緯だったといいます。
「バルドラールさんは地元のチームとして市民の皆さんにも知られていますし、市としてもバルドラールさんを応援しています。普段、幼稚園で普及活動にも取り組んでいますし、今回子供たちも楽しく体を動かしてくれているので良かったです」と三浦さんは目を細めながら、「今後も夏休みに限らず、子供たちの休み期間に何かできればいいですね」と語りました。
大活躍のツユコーチこと露木さんは、バルドラールではU-15(中学生)カテゴリーにあたる「バルドラール浦安バセ」の監督も務めています。「普段やっているスクールとは違って、フットサルをあまり知らないけどちょっとやってみたいとか興味がある子たちが来てくれるので、毎回新鮮です」と、自身もこの機会を楽しんだようです。
「僕たちのことを知らないところにもクラブの活動を広げていく機会でもあるし、今回お話をいただけたのはありがたいです。スクールでは“練習”という感じになりますが、今日はいかに子供たちを楽しませられるかという要素をかなり意識しました。地域の子たちに運動する機会を提供して、それでバルドラールが浸透していけばいいと思っています」
バルドラールの地域に根ざした活動は今後も続いていきます。
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