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JFAアカデミー堺 ジュニアアスリートのための心理学セミナーを実施
2018年09月21日
JFAアカデミー堺は9月18日(火)、国立スポーツ科学センター(JISS)のサポートを受け、「ジュニアアスリートのための心理学セミナー」を実施しました。
セミナーでは、緊張とパフォーマンスの関係や、中学生の心についての説明があり、競技中における自分の心との向き合い方を学びました。
セミナーの後半は心理アンケートを実施して自分の個性や性格の特徴を見つめました。
アカデミー生コメント
作山亜沙美 選手(中3:5期生/FCヴィトーリア)
私は今回のセミナーを受講して、自分の心について興味を持って考えることが出来ました。私はこれまで、「自分はメンタルが弱い」と思いがちで、自分の心を理解しようとしていませんでした。しかし今回、メンタルは訓練すれば鍛えられるものだと知りました。講義の途中にDIPCA(心理的競技能力診断検査)という心理検査を行いました。結果を見ながら普段の練習や試合の様子を振り返り照らし合わせると、自分に欠けている力が、試合中のどの場面で不利になってしまっているかを考えることができました。反対に、自分の良さを知ることもできました。中学生年代の私たちは、成長期で、身体や心が大きく変化する途中です。その変化によって、今までできていたプレーができなくなることがあったり、人間関係で悩んだりする時期でもあります。だからこそ、自分自身を理解し、自分について考えることを大切にしたいと思いました。
今林歩乃佳 選手(中2:6期生/大阪市レディースフットボールクラブ)
今回のセミナーで心理学について勉強しました。メンタルは、トレーニングによって向上させることができること、程よい緊張が良いパフォーマンスを生み出すということを学びました。また、ベストパフォーマンスを発揮する緊張の程度は、人によって異なるため、自分自身を理解することが大事だと学びました。ジュニア期と呼ばれる時期にある私たちに大切なことは、自分の考えや感性をきちんと感じ取ること、自分の支えになる存在を見つけること、いろいろな形で自分を表現する経験を通して自分という感覚を大事にすることだと学びました。私は、自分としっかり向き合って、何か壁にぶつかったときにはどう対処したらいいかをしっかり考えたり、思っていることや感じていることを大切にしていきたいと思いました。
北浦未歩 選手(中1:7期生/RESC GIRLS U-15)
私が今回学んだことは、試合のときに「緊張」することは悪いものではないということです。全く緊張していない状態は、やる気が出なかったり気分が乗らないという状態で、良いパフォーマンスができる状態ではありません。しかし、緊張が高すぎると、不安が高くなり焦りが出て良いパフォーマンスができません。適度な緊張がベストなパフォーマンスを生むそうです。私はいつも試合のとき、必要以上に緊張してしまうので、リラックスできる方法を学んで、試合中に気持ちをコントロールできるようになりたいです。