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鹿島、クラブ史上初のACL 4強進出
2018年09月19日
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2018の準々決勝、天津権健(中国)と鹿島アントラーズの第2戦が9月18日(火)にマカオで行われ、鹿島が天津を3-0で下し、クラブ史上初めてACLベスト4入りを果たしました。
アウェイでの第1戦を0-2で落とし、後がない天津は、立ち上がりから積極的に鹿島陣内に攻め込みますが、GKクォン・スンテ選手を中心とする鹿島守備陣がしっかりと守り、ゴールを許しません。逆に13分、遠藤康選手の右CKをセルジーニョ選手がニアで合わせ鹿島が先制点をマーク。貴重なアウェイゴールを得て、試合を有利に進めます。さらに鹿島は27分に右サイドをオーバーラップした内田篤人選手の折返しを安部裕葵選手が決めて2-0とし、このままのスコアで前半を折り返します。
後半に入り、一進一退の攻防が続きますが、66分にセルジーニョ選手のパスを受けた土居聖真選手が左足でゴール左上にシュートを決め、スコアは3-0となります。これでほぼ試合の勝敗を決定的なものとした鹿島は、このまま3-0で試合を終え、2戦2勝で準々決勝を突破。日本勢としても昨年優勝の浦和レッズに続き、2年連続の4強入りを果たしました。
なお、準々決勝のこの他の試合では、アルサッド(カタール)がホームでエステグラル(イラン)に2-2で引き分けましたが、2戦合計スコアで5-3とし、1勝1分けで準決勝に進出。ペルセポリス(イラン)はアルドゥハイル(カタール)にホームで3-1で勝ち、1勝1敗となりましたが、2戦合計スコア3-2でペルセポリスがベスト4に名乗りを上げました。残りの1試合は19日(水)に水原三星ブルーウィングス対全北現代モータース戦が行われ、この勝者が準決勝で鹿島と対戦します。
監督・選手コメント
大岩剛 監督(鹿島アントラーズ)
前半、天津権健が非常にアグレッシブに戦ってきて少し受け身になってしまったが、先制点、追加点と前半のうちに2点を取れたことが大きかったです。しっかりと準備してきたことを90分に渡って出してくれました。選手をとても評価しています。そして、 マカオまで来てくれたサポーターの力があってこその勝利だと思います。非常に感謝しています。
MF 三竿健斗 選手(鹿島アントラーズ)
立ち上がりのピンチをみんなで体を張って失点せず、先制点を取れたことが大きかったです。アウェイゴールなので非常に大きかったです。追加点を前半のうちに取れて、2-0は危険なスコアという中で3点目を取れて、みんなで最後まで戦えました。アウェイまでサポーターの方が来てくれた中で非常にいい試合ができたと思います。
大会期間:2018年1月30日(火)~2018年11月10日(土)