ニュース
IBSA ブラインドサッカーワールドグランプリ 2018 順位決定戦で勝利し日本は5位で大会を終える
2018年03月29日
3月21日(水・祝)から25日(日)の5日間にわたり、国際視覚障害者スポーツ連盟(IBSA)の公認大会で初開催となる「IBSA ブラインドサッカーワールドグランプリ 2018」が品川区天王洲公園で行われました。
日本(世界ランク9位)は、グループリーグ初戦でイングランド(世界ランク12位)に2-1で勝利したものの、続くトルコ(世界ランク6位)戦に0-2で敗れ、グループ3位となりました。5位決定戦ではフランスを相手に川村怜主将のゴールで1-0で勝利。その結果、大会第5位となりました。トルコとロシアが対戦した3位決定戦は、1-0でトルコが勝利しました。
決勝は、アルゼンチン(世界ランク2位)とイングランドが対戦し、両チーム無得点のままPK戦へ。アルゼンチンが冷静に2連続で決め、ワールドグランプリの初代王者に輝きました。
最終順位、個人賞は以下の通りです。
最終順位
優勝:
アルゼンチン
準優勝:
イングランド
第3位:
トルコ
第4位:
ロシア
第5位:
日本
第6位:
フランス
個人賞
MVP:
フロイラン・パディジャ(アルゼンチン)
MIP:
ダニエル・イングリッシュ(イングランド)
得点王:
マキシミリアーノ・エスピニージョ(アルゼンチン)・ダニエル・イングリッシュ(イングランド)
ベストゴールキーパー:
ダリオ・レンシナ(アルゼンチン)
TANAKA Great effort award:
ハサン・シャタイ(トルコ)
監督・選手コメント
高田敏志 監督(ブラインドサッカー日本代表)
目の前の試合を一つ一つ大事にして戦いました。チームは、アグレッシブな姿勢を貫いてきて、チャンスをつくるところまではきています。「決定力」という今後の課題もみえているので、限られた環境で効率よく準備して、2020年に勝てるチームにしていきたいと思います。まだまだチャレンジは続きますし、結果を出して、喜んでもらえるサッカーをやっていきたいです。
川村怜 選手(ブラインドサッカー日本代表 主将)
最後の試合を勝利で終われたことはうれしいです。ドリブル突破は世界の強豪相手にも発揮できたので、切り込んでからのシュート、フィニッシュにこだわっていきたいと思いました。2020年まであと2年、世界のトップを目指して貪欲に追求していきたいです。
関連ニュース
最新ニュース
- 2024/11/29 アジアのピッチから ~JFA公認海外派遣指導者通信~ 第91回 保坂拓朗 ホンコン・チャイナサッカー協会 U-16代表監督兼エリートユースダイレクター
- 日本代表 2024/11/28 選手変更のお知らせ フットサル日本女子代表候補 国内トレーニングキャンプ(11.28-12.1 千葉/高円宮記念JFA夢フィールド)
- グラスルーツ 2024/11/28 第10回アジア太平洋ろう者競技大会(マレーシア)にデフサッカー男子日本代表が参加
- JFA 2024/11/28 JFA×花王「アタック」 JFAソーシャルバリューパートナーとJFAサポーター契約を締結 ~オフィシャル衣料用洗剤として日本代表活動やイベントへ提供、環境・教育に対する取り組みを協業~
- 日本代表 2024/11/27 「潜入ツアー ~JFAハウス編~」を初開催! サッカーに関わるすべての方へ!今年もありがとうキャンペーン2024