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2018年度 第1回S/1級審判インストラクター研修会を開催

2018年03月06日

2018年度 第1回S/1級審判インストラクター研修会を開催

「2018年度第1回S/1級審判インストラクター研修会」が2月10日(土)と11日(日)に新横浜で開催されました。2018年シーズンを控えた開幕前研修会として総勢131人のS/1級審判インストラクターが一堂に会しました。研修会は、小川佳実審判委員長のあいさつ、新任の審判インストラクターの紹介、そして2017年の振り返りからプログラムはスタート。2018年の新シーズンへ向けて、レフェリングに関するスタンダードの説明、レフェリーディベロップメントグループからの現在行っている取り組み紹介があり、新シーズンへ向けての意識統一を図りました。

インストラクターコメント

柏原丈二 審判委員会指導者部会長
開幕前の研修会としての目的は、昨年度の振り返りや今年度の取り組み、そしてアセスメントレポートの評価方法の修正点の確認および議論が中心になりました。初日は全国大会の主任を担当された方々から報告、トップレフェリーグループ、ディベロップメントグループからの活動報告をしていただき、共有をすることが出来ました。2日目は技術部からB級指導者講習会の都道府県開催に関しての目的などを話していただき、各都道府県の講習会が増加することから、審判インストラクターの方々の協力が必須であり、技術と審判の協調をさらに構築していくことでB級講習会の成功に繋げていくことを確認できたと思います。また、アセスメントレポートの修正点の確認、議論に関しては、今シーズンからアセスメントレポートの考え方などを議論しながら確認をしていきました。幾つか意見をいただき共通認識でスタート出来る感じを受けました。指導者部会のメンバーや審判部の方々の多大な準備から、研修会中の各パートを担当してくださった部会メンバーの皆さんには、研修会が終えたことに感謝をし、さらに修正点などを振り返り今後に繋げていきたいと思います。

受講者コメント

有田靖 1級審判インストラクター
今回、S級・1級審判インストラクター研修会に初めて参加させていただき、1級審判インストラクターとしての実感が湧いてきました。同時に、さらに精進して学び続けていかなければいけないと決意を新たにしました。初日の新規審判インストラクター研修会では、「接続詞」を使った自己紹介をし、少し緊張もほぐれました。「2018シーズンのスタンダード」についても直にお話を聞くことができ、整理をすることができました。表彰式では、勇退される審判員、審判インストラクターの皆様のこれまでのご苦労や経験を知ることができ、その思いを少しでも引き継ぎ、審判員の皆様の背中を後押しできる存在になることができればと思いました。

2日目の「アセスメントレポート」の改訂については、これまで旧フォーマットでアセスメントしていたので、新しく学ぶことができました。今後の審判アセッサーの機会を通して、理解を深めていきたいと思います。ニ日間、緊張の連続でしたが、大変有意義な充実した時間を過ごすことができました。このような研修の機会をいただき、本当にありがとうございました。「努力は実る」を座右の銘に、今後も研さんを積み重ねていく決意です。今後ともご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

川村聖一 1級審判インストラクター
新規1級審判インストラクター研修会からのスタートとなりましたが、黛俊行インストラクターからのアイスブレイクの要素を含んだ各々の自己紹介により、大分雰囲気も和らぎ充実した研修会を受けることができました。小川佳実審判委員長からは、【気付き・実現】を今年のテーマとし、日本サッカー界の未来への成功に繋げていくことの責務を確認するとともに、審判インストラクターとして常にチャレンジすることで研さんし向上しなければならないと感じました。

石山昇インストラクターからはレフェリーディベロップメントグループの取り組みの紹介があり、トップレフェリーを育成するためには地域と都道府県の活動の場が重要となり、特にインストラクターにおいては試合分析力を強化しなければなりません。その後、2018スタンダードの説明、そして柏原丈二指導者部会長より2017年の振り返りと、2018年へ向けて事前課題(映像からのアセスメントレポート作成)を用いてのグループディスカッションを行い、アセスメントレポートの擦り合わせで共通理解をすることができました。どのセッションも有意義なもので今後の審判インストラクター活動へ役立つものでした。ニ日間という短い期間でしたが、研修会開催に携わったJFAスタッフおよび関係者へ感謝を申し上げます。

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