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第51回全国ろうあ者体育大会 in 静岡 埼玉チームが14年ぶりの優勝
2017年09月29日
9月21日(木)~24日(日)に第51回全国ろうあ者体育大会が、静岡県静岡市・牧之原市・藤枝市で開催されました。 さまざまな競技が行われるなか、今回で37回目の参加となるサッカーは、静岡市・Jステップにて9月23日(土)~24日(日)に行われました。
全国から7チーム(神奈川、東京、埼玉、茨城、大阪、愛知、福岡)が参加し、2日間に渡り2017年の日本一を懸けて熱戦が繰り広げられました。
初戦から、昨年準優勝の東京対西の古豪大阪と好カードとなり、結果は大阪が2-0で東京に勝利し準決勝に駒を進めました。
福岡対茨城の試合は両チーム得点を許さずPK戦の末、福岡が勝利。埼玉対愛知の一戦は、埼玉の攻撃陣が爆発し6-0で埼玉が勝利しました。
準決勝第一試合は大阪対福岡。立ち上がりから終始大阪が攻め込む展開で前半を折り返し1-0でリード、しかし後半、一瞬の隙をつき福岡が同点とし、試合はそのままPK戦へ。結果は福岡が2戦連続のPK戦を制し、決勝戦行きを決めました。
準決勝第二試合は昨年優勝の神奈川が登場し、埼玉と対戦しました。お互い手の内を知るもの同士の戦いで、この試合もPK戦となりました。結果はGK伊丹秀行選手のファインセーブもあり、埼玉が勝利しました。
大会2日目は3位決定戦と決勝戦が行われました。
3位決定戦は神奈川対大阪となり、神奈川が昨年優勝の意地を見せ4-0で3位となりました。
決勝戦は、昨年優勝神奈川を倒し勢いに乗る埼玉と2戦連続PK戦で勝ち上がった堅守福岡との一戦となりました。
予想通り1点を争う展開となりましたが、埼玉が前半で取った1点を守り切り14年振りの日本一となりました。
大会前の予想を覆す結果となりましたが、どのチームもピッチ内外でのチームワークの良さが目立ち、ハードな日程の中、笑顔の絶えない激しくも楽しい大会となりました。今回活躍した選手の中から、次代の日本代表がでてくるかもしれません。
大会結果
優勝:埼玉
準優勝:福岡
3位:神奈川
4位:大阪
優秀選手
古島啓太(大阪)
綿貫俊基(神奈川)
松元卓巳(福岡)
岡田拓也(埼玉)
最優秀選手
林滉大(埼玉)
コメント
設楽武秀 埼玉チーム監督(優勝)
埼玉チームの監督を務めさせていただいた設楽です。今回の全国大会は選手の頑張りはもちろんですが、サポートいただいたマネージャー、トレーナーの存在がとても大きかったと感じました。また1日目は2試合でハードスケジュールでしたが、最後まで走り抜いた選手はよくやってくれました。来年の開催地はホームである埼玉県です。二連覇を目指し、トレーニングを頑張っていきます。どうぞよろしくお願いいたします。
矢野能嗣 福岡チーム監督(準優勝)
結果は準優勝になりましたが、選手達は、本当によく頑張ってくれました。今まで選手達は練習を頑張ってきたので、良い結果を出すことが出来てとても嬉しいです。全員が勝つという気持ち、チームワークの素晴らしさを表すことが出来たのではないかと思います。また来年も優勝を目指し、全力で頑張りたいと思います。2日間お疲れさまでした。
武井基 神奈川チーム監督(3位)
今大会は昨年の王者として連覇のチャレンジに臨んだものの結果は三位。結果を全て受け止めなければなりませんが、今まで練習や試合を積み重ねてやってきたことが試合の中でもベストなパフォーマンスを発揮してくれたと思います。来年に向けての戦いは始まりますが、新たな風を吹かせ王者奪還できるように常勝神奈川を鍛え直していきたいと思っています。全国大会の関係者の方々ご協力ありがとうございました。
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