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2017年度全国審判委員長会議を実施
2017年06月16日
6月3日(土)・4日(日)、JFAハウスにて全国審判委員長会議を開催しました。この会議は、毎年1回、地域・都道府県サッカー協会審判委員長が一堂に介し、情報共有や方向性の確認等を行う場となっています。
今年は、地域・都道府県サッカー協会審判委員長をはじめ、今年度より新たに設置されたレフェリーデベロップメントオフィサー(RDO)の他、技術の立場から山橋貴史ユース育成サブダイレクター/地域統括ユースダイレクター(北海道)、地域サッカー協会の立場から東北サッカー協会の安達健事務総長にも参加いただき、総勢70余名が参加しました。
山橋氏より、「地域ユースダイレクター制度の導入経緯と経過」の講演をいただき、再構築された審判トレセンの推進に際する目標設定や課題、解決策等が共有されました。
また、安達氏からは、「地域FAと審判委員会の関わり」についての講演があり、地域サッカー協会が担う役務等を理解した上で、審判トレセンを地域・都道府県でどう協働・推進していくかのヒントをいただきました。
2日間の会議は、講演の内容を基に、地域を超えてグループごとに1つのテーマに沿って討議を行ない、地域内における問題解決のための討議を中心に進められました。
主催者コメント
小川佳実 JFA審判委員長
今回の会議は、今までとは形態を変え、地域・都道府県委員長の方々によるディスカッションを中心に進めました。再構築後の審判トレセン三本柱の一つである「地域審判インストラクタートレセン」が2019年度以降、都道府県における審判指導者の養成事業とどのように連携していくか、また、その準備に向けて2018年度からどんな取り組みが必要かについて協議されました。協議に先立ち、山橋貴史氏より「地域ユースダイレクター制度の導入経緯と経過」、安達健氏より「地域FAと審判委員会の関わり」についてお話をいただき、様々な情報、アイディア、ヒントのもと、具体的かつ建設的な議論が展開されました。この会議を通じて、新たな審判事業を推進する上で、各協会の事務局と関係する委員会との更なる連携の必要性を委員長の皆様に再認識していただくことができました。今後、審判員育成、指導者養成事業が加速するものと信じております。