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C大阪が2位・神戸との直接対決を制して首位をキープ! 高円宮杯U-18プレミアリーグWEST
2017年05月08日
ピックアップマッチ
セレッソ大阪U-18 2-1(前半1-0、後半1-1) ヴィッセル神戸U-18
高円宮杯U-18プレミアリーグWESTは5月6日(土)と7日(日)に第5節を開催し、セレッソ大阪U-18(大阪)とヴィッセル神戸U-18(兵庫)が対戦しました。
序盤に流れを引き寄せたのは、「2位との直接対決なので、絶対に勝たないといけないゲームだった」(有水亮選手/MF #8)と意気込んだC大阪でした。開始早々に、藤尾翔太選手(FW #44)が放ったシュートで勢いに乗ると、9分には中盤右でFKを獲得。ゴール前に送った浮き球が、ペナルティーエリア左をフリーで抜け出した谷本駿介選手(MF #24)に渡ると、鋭い左足シュートをゴール右隅に突き刺し、均衡を破ります。先制点を奪ってからは、有水選手が「相手は上手いけど、ボランチ2人でコミュニケーションをとりながらプレーできた」と振り返ったように神戸の特徴であるパスワークをグループで阻止。奪ってからは、攻撃への移行を狙いましたが、ミスもあり追加点が奪えません。
前半は決定機をつくることができなかった神戸も後半から反撃を開始。「後半からC大阪が前に出たのを逆手にとって、セカンドボールを拾うことを意識した」(佐藤昴選手/MF #7)ことが奏功し、ボールの保持率が高まると、佐藤選手と佐々木大樹選手(MF #13)が中央を何度も切り崩し、C大阪のゴールに迫りました。後半立ち上がりには、佐々木選手の力強い突破で、ペナルティーエリア手前でFKを獲得。佐藤選手が直接ゴールを狙いましたが、シュートは枠の上へ。52分にはロングスローのこぼれ球から、原尊選手(FW #10)選手がボレーシュートを放ちましたが、ゴールネットを揺らせません。
78分には、我慢の時間が続いたC大阪に再び好機が訪れ、味方とのコンビネーションで相手エリア中央を抜け出した有水選手が「打った瞬間に入ったと分かった」という右足アウトサイドでの豪快なシュートを決めて、神戸を引き離しました。最後まで諦めない神戸は、94分にスピードを生かした突破で池田修志選手(FW #14)がPKを獲得。このチャンスを佐藤選手が決めて、1点差に詰め寄りましたが、反撃はここまで。2-1で勝利したC大阪が、第1クールを首位で終えることになりました。
監督・選手コメント
村田一弘 監督(セレッソ大阪U-18)
前半はボールを奪う回数が少なく、奪ってもミスが多くて保持することができませんでした。後半の開始から2点目が入るまではリスクを背負いながらも、選手が積極的にチャレンジできるようになりましたが、1試合通してみればまだまだアグレッシブさが足りません。試合後も選手たちには「物足りない」と伝えました。彼らはもっと成長しなくてはいけませんし、今がマックスだとは思っていません。相手や試合に関係なく、常にアグレッシブに戦えるようになってほしいです。
MF #8 有水亮 選手(セレッソ大阪U-18)
今日は首位攻防戦ということで厳しい試合になると思っていました。後半は相手に押される時間も続いたのですが、DFを中心に声をかけながら意識を保ちながら守ることができました。PKでの1失点のみで終われて良かったですし、絶対に勝たないといけない試合を全員で勝てたのはうれしいです。特徴であるアグレッシブなプレーなど、もっと僕たちができることがあると思うので、練習から皆で高い意識を共有しながら、高め合っていきたいです。
野田知 監督(ヴィッセル神戸U-18)
相手が前から奪いにくるのは分かっていたので、序盤は相手の背後を狙っていたのですが、上手くいきませんでした。試合の途中からはボールを持つことができたのですが、崩しのところまでいかせてもらえず、ペナルティーエリアまで進入しても、シュートへの積極性が少なかったように感じました。後半は相手のシュートがほとんどない中、2点目を決められてしまうあたりが、うちの甘さではないでしょうか。2点目を決められる前のチャンスを決めていれば、試合の流れ的に勝てる試合でした。
MF #13 佐々木大樹 選手(ヴィッセル神戸U-18)
決めるべきところで決められなかったのが痛かったです。個人としても、ゴール前まで進みながらもシュートを打てる場面で無駄なタッチをしてしまったせいで、打てない場面がありました。今日の試合は中心選手としての自覚が出てきて、僕の性格としては珍しいくらい声を出したり、気持ちが燃えていたので、チームを勝たせることができなくて悔しいです。失点も声掛けや連係でのミスから生まれた失点で、そういう課題を無くしていかないと今後は勝てません。
その他の試合結果
神戸弘陵学園高校 1-2(前半0-1、後半1-1) アビスパ福岡U-18
サンフレッチェ広島F.Cユース 0-0(前半0-0、後半0-0) ガンバ大阪ユース
東福岡高校 3-0(前半1-0、後半2-0) 大津高校
米子北高校 0-0(前半0-0、後半0-0) 阪南大学高校
神戸弘陵学園高校(兵庫)とアビスパ福岡U-18(福岡)による今季初勝利をかけた戦いは、前後半に1点ずつ奪った福岡が勝利しています。サンフレッチェ広島F.Cユース(兵庫)とガンバ大阪ユース(大阪)の一戦は両者、チャンスをものにできず勝点1を分け合う結果となりました。東福岡高校(福岡)と大津高校(熊本)の九州ダービーは、41分に生まれた江村凛太郎選手(DF #13)の先制点を皮切りに3点を奪った東福岡が快勝しています。初勝利を目指した阪南大学高校(大阪)は、米子北高校(鳥取)からゴールが奪えず、スコアレスドローとなりました。
プレミアリーグWEST第6節
6月25日(日)
11:00 神戸弘陵学園高校 vs セレッソ大阪U-18(みきぼうパークひょうご 第1球技場)
11:00 サンフレッチェ広島F.Cユース vs 米子北高校(吉田サッカー公園)
13:00 阪南大学高校 vs アビスパ福岡U-18(阪南大学高見の里グラウンド)
14:00 ガンバ大阪ユース vs 東福岡高校(OFA万博フットボールセンター)
未定 大津高校 vs ヴィッセル神戸U-18(未定)
高円宮杯U-18サッカーリーグ2017 プレミアリーグ
2017/4/8(土)~2017/12/10(日)
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