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イングランド遠征中の青森山田高校、NIKE ACADEMYと引き分ける

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2017年01月19日

イングランド遠征中の青森山田高校、NIKE ACADEMYと引き分ける

1月16日(月)からイングランドに遠征している高円宮杯U-18サッカーリーグチャンピオン・青森山田高校は17日(火)にSaint Geoge's Parkでトレーニングを開始し、翌18日(水)にはNIKE ACADEMY UKとの試合に臨みました。

17日は午前中にNIKE ACADEMY UKのAaron Calvinコーチ指導のもとNIKE ACADEMYのトレーニングメソッドを体験。移動翌日ということもあり、パス&ゴー、シュートゲームと軽い負荷のトレーニングメニューを消化しました。午後はNIKE ACADEMY UKのトレーニングを見学し、間近で見る海外選手の身体の大きさや迫力に圧倒されながらも、選手たちは翌日の対戦に向けて気が引き締まった様子でした。

18日は軽い調整トレーニングを経て、NIKE ACADEMY UKと対戦しました。フィジカル、パワーの差を感じさせないよう戦う姿勢を前面に出して開始早々から相手ゴールに迫るも得点は奪えません。一方、NIKE ACADEMY UKも個々が高い能力を生かして青森山田高校ゴールに迫りますが、時間が経つにつれてフィジカル、パワーの差に適応してきた青森山田高校が得点を許しません。後半は運動量の落ち始めた青森山田高校に対してさらに攻勢を強めたNIKE ACADEMY UKでしたが、青森山田高校は身体を張った守備で最後まで得点を許さず、0-0のドローで終了しました。

試合後の選手たちは、日本では経験することができない試合に「楽しかった!」と興奮した様子で、充実した表情を見せていました。

19日(木)はマンチェスター観光で英気を養い、20日(金)の地元クラブとの試合で勝利を目指します。

選手コメント

佐々木快 選手(青森山田高校)
NIKE ACADEMYのコーチから、世界基準のトレーニングを肌で感じることができました。NIKE ACADEMYの選手たちとは年齢は同じくらいですが、身体の大きさが一番自分たちと違うところだと思いました。試合では、フィジカル面では勝てなくても細かい部分での勝負は絶対に勝ちたいと思って臨みました。

三国スティビアエブス 選手(青森山田高校)
初日はNIKE ACADEMYコーチにNIKE ACADEMYはどういったところなのか、どのようなサッカーをするのかを聞くことができました。練習時間は短かったですが、NIKE ACADEMYの練習で求められていることを少しですが理解することができました。日本の教え方と違いもあり、面白いと思いました。

住川鳳章 選手(青森山田高校)
試合では、自分たちよりも背が高く身体も大きい相手と対戦し、日本では体験できない貴重な経験をさせてもらいました。結果は0-0の引き分けに終わりましたが、点が取れるチャンスもあり、日本のサッカーも負けていないと思ったのが素直な感想です。この経験をこれからのサッカー人生に活かせるようにしていきたいです。

嵯峨理久 選手(青森山田高校)
今回NIKE ACADEMYという普段できないチームと試合をすることができ、すごく貴重な経験をすることができました。勝負事なので勝利を目指して戦いましたが、結果はスコアレスドローでした。しかし海外の選手の技術、スピードやフィジカルなど日本では体験できないことを肌で感じることができました。あと一試合、地元のクラブチームと試合をすることができるので、今回の試合の反省点を生かし、次の試合に勝って日本に帰りたいです。

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