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平成28年度第65回全日本大学サッカー選手権大会が開幕
2016年12月08日
平成28年度第65回全日本大学サッカー選手権大会が12月7日(火)に開幕し、プレーオフを勝ち抜いた3チームを含む各地域代表の16チームが1回戦を戦いました。
北海道第1代表の北海道教育大学岩見沢校は、初出場の九州第3代表、九州共立大学と対戦しました。前半8分、九州共立大学が、ボランチ・角康平選手の前線への鋭い飛び出しからゴールを挙げます。早い時間帯に決めた先制点を守りきった九州共立大が、インカレ初勝利を挙げました。
関東第5代表の法政大学と四国代表の高知大学の対戦は、思わぬ大差がつく結果となりました。試合が大きく動いたのは前半の16分。法政大学のディサロ 燦 シルヴァーノ選手を、高知大学の山下裕司選手がペナルティエリア内で倒し、高知大学の山下選手が退場に。法政大学はこのファウルで得たPKを柳沢拓希選手が決めて先制すると、35分にも武藤雄樹選手が右サイドをえぐって2-0で前半を折り返します。さらに後半にも4点を追加した法政大学が6-0の大勝を収めました。
プレーオフを勝ち抜いて2年ぶりの出場となった専修大学と、九州第2代表の日本文理大学の試合は、両者一歩も譲らぬシーソーゲームとなりました。専修大学がリードし、日本文理大学が追いつくという展開に終止符が打たれたのは86分。岸晃司選手のゴールで3点目を挙げた専修大学が、接戦を勝ち抜きました。
5年ぶりの出場となった静岡産業大学は、中国代表のIPU・環太平洋大学と対戦しました。0-0で前半を折り返しましたが、69分に藤田脩人選手のゴールで先制すると、80分、87分にも追加点。後半に攻撃力を爆発させ、3-0で2回戦へと駒を進めました。
東海第2代表の中京大学は、プレーオフ枠の札幌大学に快勝しました。中京大学は前半終了間際の45分に坂本広大選手のゴールで先制すると、後半開始直後の48分、49分に立て続けに得点を挙げて、札幌大学を3-0と突き放します。さらに81分にも4点目を追加した中京大学が、4-0の完勝で初戦突破を果たしました。
優勝経験もある関西大学と、今季の東海リーグで31得点を挙げた、畑潤基選手擁する東海学園大学。1回戦注目の好カードは、アディショナルタイムに勝負が決する接戦となりました。試合が動いたのは後半の52分。ゴール前の混戦の中を抜け出した畑潤基選手がゴールを決め、東海学園大学が先制します。しかし関西大学も、ユニバーシアード代表GKの前川黛也選手を中心に追加点を許さず、71分には平尾柊人選手のゴールで同点に追いつきます。その後は一進一退の攻防が続き、延長戦に突入かと思われた90分+4分、相手のクリアボールを拾った竹下玲王選手がヘディングで押し込み関西大学が追加点。終了間際の劇的なゴールで、関西大学が勝利を収めました。
プレーオフを勝ち抜いて初出場を果たした四国学院大学は、関東第6代表の慶應義塾大学と対戦しました。慶應義塾大学は前半の9分に宮地元貴選手がコーナーキックから先制点を挙げると、17分、40分にも追加点を挙げ、前半だけで3-0とリードを広げます。後半に入ると四国学院大学も攻勢を強めますが、終了間際にこぼれ球を詰められて失点。4-0で慶應義塾大学が勝利しました。
16年連続出場となる仙台大学は、21年ぶりの出場となる金沢星稜大学と対戦。仙台大学は15分、宮澤弘選手の鮮やかなループシュートで先制しますが、後半の49分に金沢星稜大学にPKを献上。これを西原樹選手が決めて、金沢星稜大学が追いつきます。しかしその8分後の57分には、コーナーキックからのこぼれ球に、再び宮澤弘選手が詰めて仙台大学がリード。これが決勝点となり、仙台大学が2回戦進出となりました。
12月10日(土)に行われる2回戦からはシード校が登場。1回戦を勝ち抜いた8チームと準々決勝進出をかけて戦います。
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平成28年度 第65回全日本大学サッカー選手権大会
2016年12月7日(水)~2016年12月18日(日)