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U-19日本代表 海外遠征 親善試合第2戦 マッチレポート vs.U-19アルゼンチン代表

2016年12月08日

U-19日本代表 海外遠征 親善試合第2戦 マッチレポート vs.U-19アルゼンチン代表

親善試合第2戦 vs U-19アルゼンチン代表
2016年12月7日(水) キックオフ時間 10:00(現地時間) 試合時間 90分(45分×2)
アルゼンチンサッカー協会ピッチ(アルゼンチン/ブエノスアイレス)

U-19日本代表 1-2(前半0-1、後半2-0)U-19アルゼンチン代表

得点
40分 小川航基(U-19日本代表)
47分 失点(CK)(U-19アルゼンチン代表)
85分 失点(U-19アルゼンチン代表)

スターティングメンバー
GK:小島亨介
DF:藤谷壮、板倉滉、中山雄太、舩木翔
MF:遠藤渓太、冨安健洋、坂井大将、三好康児
FW:小川航基、中村駿太

サブメンバー
GK:山口瑠伊、若原智哉
DF:柳貴博、橋岡大樹、町田浩樹、浦田樹
MF:長沼洋一、市丸瑞希、原輝綺、黒川淳史
FW:和田昌士、久保建英

交代
HT 中村駿太 → 久保建英
73分 三好康児 → 原輝綺

マッチレポート

U-19アルゼンチン代表との第2戦は、10:00から快晴のもとでキックオフしました。第1戦に1-2で敗れた日本は、スターティングメンバーを10名入れ替えて試合に臨みます。試合は序盤からアルゼンチンの激しいプレスに対して日本も相手の状況を見ながらパスを回しますが、センターサークル付近でボールを奪われることが多く、相手にシュートまでの形を何度か作らせてしまいます。それでも日本はこの攻撃に耐えると、40分には小川選手がセンターサークル付近で相手からボールを奪い、そのままドリブルで仕掛け、ゴールから30m付近のエリアから右足で思い切ってシュートを放ちます。これがゴール右隅に決まり、日本が先制して前半を終えます。

しかし後半立ち上がりの47分、日本のミスから相手にコーナーキックを与えると、ニアサイドに走り込んできた相手選手にボールが入り、難しい体勢からシュートを決められます。同点ゴールを奪われた日本ですが、再びゴールを奪おうと、両サイドの三好選手と遠藤選手、また途中出場の久保選手にボールを集め、勝ち越しゴールを狙います。しかし85分、守備陣で動かしていたボールでパスミスをし、カウンター攻撃を受けると相手に冷静にシュートを決められ逆転を許します。その後は板倉選手が前線に上がり、ロングボールを入れて同点ゴールを狙いますが、得点は奪えず、試合は1-2で終了しました。

選手コメント

MF #10 坂井大将 選手(大分トリニータ)
アルゼンチンの選手は攻守において出足の一歩目が早かったり、基礎的な技術もしっかりしていて、フィジカルコンタクト、球際も強かったりと日本やアジアでは経験できないようなことを肌で感じることができました。これを「経験」で終わらせるのではなく、FIFA U-20ワールドカップまでの半年間で僕らの成長する糧にしないといけないと思います。

MF #8 三好康児 選手(川崎フロンターレ)
今遠征の最終戦として内容と結果を求めて試合に挑みました。アルゼンチン代表とは2試合目だったので前回の反省と収穫も把握したなかで、立ち上がりからアグレッシブにボール、ゴールに向かっていくように心がけましたが、より勢いをもって前に仕掛けてくる相手に対して攻守において効果的な仕掛けができなかったように思います。個人としても奪ったボールを失ったり、パスをしても孤立するなど判断において課題が出ました。チーム全体としては、距離間がいいときは崩しに行ける場面は作れているので、回数を増やし、イメージを細かく共有していくことができれば必ず打開でき、個人の突破を入れることでよりゴールに繋げることができると思いました。この経験をワールドカップに活かすために、海外でも通用する判断と技術をもっとつけなければいけないと感じました。

GK #1 小島亨介 選手(早稲田大学)
試合を通して、相手にボールを保持されたり押し込まれたりする時間が多くありました。前半は守備面でピンチもありましたが、我慢強く守ることができ、一つの攻撃のチャンスを得点に繋げられたことは良かったと思います。後半になっても相手のペースは変わらず、奪ったボールをすぐ失うケースが多く、攻撃のリズムをほとんど作れませんでした。流れが悪いなかで2失点してしまい、立て直すことができませんでした。個の力やチーム力を発揮しなければチームはペースをつかめないと思うので、まず個の力で流れを変えられるように所属チームでも向き合って取り組んでいきたいです。

FW #9 小川航基 選手(ジュビロ磐田)
課題が残る試合になりました。個人的には前線で起点になる回数が少なく、攻撃を止めてしまうことが多かったので、もっと工夫する必要があると思います。チームとしては自分たちのミスで試合を苦しくしてしまったので、ボールを持っているときのプレーの精度をもっと高めることが大切です。FIFA U-20ワールドカップまで時間がないので、一つ一つの代表活動を大事にしたいと思います。

DF #2 藤谷壮 選手(ヴィッセル神戸)
チームも個人もミスが多い試合だったと思います。細かいミスが多くて、なかなか自分たちでボールを保持することができませんでした。1対1の球際でボールを取りきれなかったという課題も見つかりました。細かいミスをなくさなければ、世界では負けに繋がるということを改めて実感しました。そういう意味では、今回の遠征は良い経験になったと思います。

スケジュール

12月2日(金) 16:00 トレーニング(Club Atletico Banfield)
12月3日(土) 2-0 練習試合 vs Club Atletico Lanus(Club Atletico Lanus)
12月4日(日) 10:00 トレーニング(Sofitel)
12月5日(月) 1-2 親善試合第1戦 vs U-19アルゼンチン代表(Ezeiza, Buenos Aires)
12月6日(火) 10:00 トレーニング(アルゼンチンサッカー協会内)
12月7日(水) 1-2 親善試合第2戦 vs U-19アルゼンチン代表(アルゼンチンサッカー協会内)
12月8日(木) 10:00 トレーニング(ブエノスアイレス市内公園)
※練習後ボカ・ジュニアーズミュージアム見学

※時間はすべて現地時間。
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

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