ニュース
エリートプログラムU-14(4/30~5/7@オランダ)開催報告
2016年05月11日
4月30日(土)から5月7日(土)にかけて、JFAエリートプログラムU-14オランダ遠征を実施いたしました。期間中は、5度のトレーニングと、チェコ、トルコ、オランダのU-14代表との試合を行いました。
JFAエリートプログラムでは、ナショナルトレセンU-13/U-14の活動とリンクしながら、能力の高い選手に対し良い環境と良い指導を与え、より高いレベルの中で切磋琢磨することで、さらに能力を引き上げることを目的に、「個の育成」と「選手の自立」に働きかけています。
5月2日(月)
U-14日本選抜 vs U-14チェコ
2016年5月2日(月) キックオフ時間 16:30 試合時間 70分(35分✕2本)
Excelsior 31, Rijssen(オランダ)
U-14日本選抜 3-1(1本目2-1、2本目1-0)U-14チェコ
得点
11分 失点(U-14チェコ)
13分 具志寛太(U-14日本選抜)
32分 中野桂太(U-14日本選抜)
70+3分 吉田有志(U-14日本選抜)
1本目
GK:佐々木雅士
DF:青島健大、大山智也、鈴木海音、佐藤優斗
MF:幸坂琉輝、荒木遼太郎、中野桂太、具志寛太、石谷光基
FW:吉田有志
交代
34分 幸坂琉輝 → 上田浩大
HT 具志寛太 → 赤井瞭太
45分 中野桂太 → 木戸柊摩
45分 石谷光基 → 大和蓮
62分 荒木遼太郎 → 橋本悠雅
5月3日(火)
U-14日本選抜 vs U-14トルコ
2016年5月3日(火) キックオフ時間 16:30 試合時間 70分(35分✕2本)
Excelsior 31, Rijssen(オランダ)
U-14トルコ 3-1(1本目2-1、2本目1-0)U-14日本選抜
得点
6分 上田浩大(U-14日本選抜)
33分 失点(U-14トルコ)
37分 失点(U-14トルコ)
70+2分 失点(U-14トルコ)
1本目
GK:西澤翼
DF:大山智也、大橋滉太、鈴木海音、具志寛太
MF:中野桂太、荒木遼太郎、上田浩大、橋本悠雅、青島健大
FW:石谷光基
交代
HT 中野桂太 → 吉田有志
HT 橋本悠雅 → 佐藤優斗
50分 上田浩大 → 大和蓮
61分 石谷光基 → 木戸柊摩
65分 荒木遼太郎 → 幸坂琉輝
5月5日(木)
U-14日本選抜 vs U-14オランダ
2016年5月5日(木) キックオフ時間 16:30 試合時間 70分(35分✕2本)
Excelsior 31, Rijssen(オランダ)
U-14日本選抜 3-3(1本目1-2、2本目2-1)U-14オランダ
得点
9分 中野桂太(U-14日本選抜)
19分 失点(U-14オランダ)
35分 中野桂太(U-14日本選抜)
41分 中野桂太(U-14日本選抜)
53分 失点(U-14オランダ)
70+2分 失点(U-14オランダ)
1本目
GK:佐々木雅士
DF:具志寛太、大山智也、鈴木海音、青島健大
MF:佐藤優斗、荒木遼太郎、中野桂太、上田浩大、石谷光基
FW:吉田有志
交代
64分 吉田有志 → 幸坂琉輝
監督・選手コメント
池内豊 監督
エリートプログラムでの国際試合参加は、AFCのフェスティバル、日韓交流戦を除けば2003年の韓国で行われたW杯記念国際大会参加以来になります。また、アジア以外の国に出向いての国際大会は今回が初めてで、U-14で世界の強豪国と試合ができることは、選手にとってもスタッフにとっても素晴らしい経験になりました。どの対戦相手の選手もまだ、未完成で荒削りではありますが、プレーのスピード、球際の激しさ、インテリジェンス等、将来性を強く感じることができました。エリートプログラムの選手達にとっては、対戦相手はもちろん、長い移動、時差、食事、連戦等、全てが良い経験になりました。特に2戦目のトルコ戦は、自分たちのサッカーがほとんどできずに悔しい思いをしましたが、その思いを3戦目のオランダ戦にぶつけることができたことは大きな成果でした。実際に世界の激しいサッカーを体感したことが彼らの将来に大きな影響を与えることは間違いありません。スピードとコレクティブさは、間違いなく世界に通用する日本の武器です。テクニックと関わりの質の向上に限界がないことを改めて感じることができた遠征でした。
MF #11 幸坂琉輝 選手(コンサドーレ旭川U-15)
オランダ遠征に参加することになって、他の国との対戦に通用するか少し不安があったけど、強い国とできるという楽しみもありました。いざ試合をしてみると球際や、一対一がやはり強く、あまり通用しかったし、今自分がどのくらいのレベルにいるかが分かりました。球際の強さや一対一の強さは世界でやっていく中でとても大事だと改めて思いました。後はチャレンジすることの大切さも学びました。オランダ、チェコ、トルコの選手たちは一つ一つのパス、ドリブル、シュートを大事にプレーしていました。特に僕も強化していきたいドリブルの部分は、どんなに大きい相手でも恐れず駆け引きしているプレーを見てとても勉強になりました。今回の経験は自分の成長のための良い機会、良い刺激にもなりました。ボールを止めないでしっかり動いてプレーしないとすぐ潰されるし、ボールを取られてしまうので今後は練習からもっとレベルの高いところを意識してプレーしないといけないと思いました。オフザピッチでは、時差がすごくあったり、移動が長かったりという中でプレーしないといけないので、そういうところを考えながら生活しました。今回経験したことを絶対忘れず、今後自チームに帰っても、常にボールに関わってミスを恐れないでプレーしたいと思います。
GK #1 佐々木雅士 選手(柏レイソルU-15)
三回目の参加となるエリートプログラムでは、今までの経験やコーチに言われたこと、沢山のことをどうやって活かし、チェコ、トルコ、オランダにどのように勝つか考え、とてもワクワクしていました。ピッチ内では失点しないために何をすれば良いか、そしてコーチングやポジショニングを正しくして、大会を失点ゼロで行くのが目標でした。チェコ戦ではディフェンスの背後のケアがよくできていたけど、細かいポジションミスによって失点してしまい悔いの残る試合になりました。トルコ戦は試合には出られなかったけど、その中でもどう準備するかが大切なのだと感じました。三戦目のオランダ戦はチェコよりも大きい選手がいて、クロス対応が大事になってくると思っていたけど、気持ちがびびってしまい、クロスを奪いに行けなかったことが課題点となりました。良かった点は、自分がボールを持った時に近くだけでなくフォワードやサイドハーフの方まで見ることができて、キックで繋げられたことです。結果は三対三の同点でとても悔しかったし、もしこれがワールドカップなどの大会だったら得失点差により三位で決勝トーナメントに進出できなかったので、これからはもっと勝ちにこだわり、もっと上に行けるように日々の練習から目標を定め真剣に取り組んでいきたいです。
MF #3 荒木遼太郎 選手(ロアッソ熊本ジュニアユース)
今回二度目のエリートプログラムに参加させていただきました。トルコ、チェコ、オランダ代表と試合をし、僕は前からの課題であった体力の部分が足りないことを改めて知ることができ、反対に自分の得意なドリブルが通用することがわかりました。色々な代表の選手と対戦し、止まっているとボールを全て取られたので、今後は常に動きながらプレーしたいと思います。できなかったことはチームに帰って努力し、出来た事はこれからも活かしていきたいです。この前、僕の住んでいる地域では地震がありました。この地震により色々な地域の人が被害を受け、今でも普通の生活に戻っていない人もいる中、この遠征に参加できたことに感謝しています。僕が今できる事は全力でプレーをし、熊本に少しでも元気を届けることなので、明日からも全力でプレーしたいと思います。
スケジュール
5月1日(日) | PM | トレーニング |
---|---|---|
5月2日(月) | AM 3-1 |
トレーニング vs U-14チェコ |
5月3日(火) | AM 1-3 |
トレーニング vs U-14トルコ |
5月4日(水) | AM PM |
トレーニング オフザピッチプログラム |
5月5日(木) | AM 3-3 |
トレーニング vs U-14オランダ |
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
関連情報
最新ニュース
- 大会・試合 2024/11/26 株式会社hacomonoと「U-12カテゴリーパートナー」契約を締結 JFA 第48回全日本U-12サッカー選手権大会
- 大会・試合 2024/11/26 組み合わせ・テレビ放送決定、中村俊輔氏がアンバサダーに就任 JFA 第48回全日本U-12サッカー選手権大会
- 大会・試合 2024/11/26 組み合わせ および 決勝のテレビ放送・配信、準々決勝~準決勝の配信が決定 第33回全日本高等学校女子サッカー選手権大会
- JFA 2024/11/26 移籍リスト 第25-02号
- 日本代表 2024/11/25 フットサル日本女子代表候補 国内トレーニングキャンプ メンバー・スケジュール(11.28-12.1@千葉/高円宮記念JFA夢フィールド)