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高円宮杯U-18プレミアリーグEAST 初勝利を懸けて新潟と横浜FMが対戦
2016年04月21日
EAST第3節の注目試合
アルビレックス新潟U-18 vs 横浜F・マリノスユース
高円宮杯U-18プレミアリーグEAST第3節を4月23日(土)と24日(日)に開催します。23日(土)には、ともに今年からプレミアリーグに参戦したアルビレックス新潟U-18(新潟)と横浜F・マリノスユース(神奈川)が対戦します。
新潟は現在、2戦1分け1敗とリーグ未勝利ですが、マイナス要素ばかりではありません。開幕戦こそ市立船橋高校(千葉)に0-4で敗れましたが、続く清水エスパルスユース(静岡)との第2節で勝点1を獲得。「開幕戦は経験不足もあって完敗したけれど、第2節は我慢しながら1点を取るという戦いを実践できた」と入江徹監督は手応えを感じています。徐々に自信をつけてきた選手たちがホームの一戦で勝点3を手中に収め、さらなる成長へとつなげられるか注目です。
一方の横浜FMは、昨年の日本クラブユースサッカー選手権(U-18)を制した実力派集団。優勝を経験したメンバーが多く残っていますが、初挑戦となるプレミアリーグではここまで1分け1敗と勝利がありません。柏レイソルU-18との開幕戦は一方的に押し込みながらも1-1のドローで痛み分けに。「ボールを回して相手を崩し切ったけれど、最後の最後のシュートだけは精度を欠いた」と松橋力蔵監督は振り返ります。新潟戦は、ボールを保持して押し込むだけではなく、フィニッシュの質にこだわる構えです。
監督・選手コメント
入江徹 監督(アルビレックス新潟U-18)
横浜FMは個々の能力が非常に高く、力のあるチームです。昨年から公式戦に出場している選手も多い実力派ですので、自分たちは粘り強く戦い、失点しないことがポイントになると思います。前節の清水戦は開始4分に失点してしまったので、特に最初の15分はリスク管理を徹底したいです。ノーリスクで戦った上で、攻撃面の特徴を出していければと思います。我慢して、いかに数少ないチャンスを得点に結び付けるか。ボールを持たれる時間も長くなると思いますが、しっかりと耐えて戦うつもりです。
堀航輝 選手(アルビレックス新潟U-18)
自分たちの持ち味は、サイドハーフとサイドバックを起点とした攻撃です。横浜FM戦は球際で負けないこと、マイボールの時間をどれだけ長くすることができるかがポイントになると思います。個人としては、ボールがない場面での動きだしを見てほしいです。また、自分はFWなのでゴールを狙い、守備時もハードワークしたいと思っています。プレミアリーグでは、毎試合レベルの高いチームや選手と試合ができます。個人としてもチームとしても、どれだけ成長できるかが楽しみです。
松橋力蔵 監督(横浜F・マリノスユース)
これまでの2試合では自分たちの長所を出し切れていないので、相手に関係なく選手一人一人の特徴を出すことが第3節のカギになると思います。開幕戦は、決めるべきところで決め切れなかった。第2節は相手に合わせて戦ってしまい、追い込まれてからでしか自分たちの持ち味を出せませんでした。こうした反省を踏まえて、今節はいかに試合開始から自分たちのリズムをつくっていくかがカギになると思います。選手たちには毎試合、集中して戦ってほしいです。
常本佳吾 選手(横浜F・マリノスユース)
一人一人の特徴を生かした、バリエーション豊かな攻撃と、狭い局面でも打開できる個々の能力は、どのチームにも負けないと思っています。新潟戦は、攻撃では自分たちの流れのときにしっかりと決定力を発揮すること、守備では安定した試合運びで無失点に抑えることが不可欠だと思います。個人的には1対1の守備の強さを追求しつつ積極的にゴールを狙い、得点に絡むサイドバックとしてチームを引っ張っていきたいです。高いレベルの中で自分たちの目指しているサッカーがどこまで通用するかが楽しみです。
アルビレックス新潟U-18 vs 横浜F・マリノスユース
日時:4月23日(土) 15:00キックオフ
会場:新潟聖籠スポーツセンター アルビレッジ
アクセス:JR白新線「佐々木駅」からタクシーで約20分
プレミアリーグEAST 第3節
4月23日(土)
11:00 市立船橋高校 vs 鹿島アントラーズユース(船橋法典公園球技場)
13:30 FC東京U-18 vs 大宮アルディージャユース(味の素スタジアム 西競技場)
4月24日(日)
11:00 柏レイソルU-18 vs 青森山田高校(日立柏サッカー場)
11:00 清水エスパルスユース vs 流通経済大学付属柏高校(小笠山運動公園エコパ 補助競技場)
連勝スタートで首位に立つ市立船橋高校(千葉)は鹿島アントラーズユース(茨城)をホームに迎えます。FC東京U-18(東京)は2戦2敗と苦戦中の大宮アルディージャユース(埼玉)と対戦。前節、鹿島を破った柏レイソルU-18(千葉)は連勝中の青森山田高校(青森)との上位対決に臨みます。流通経済大学付属柏高校(千葉)は清水エスパルスユース(静岡)戦で今季初勝利を狙います。
JFA-TV
第3節を前に、第2節ダイジェスト映像をお届けします。
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