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JFAなでしこひろば Famiya Ladies´Football Club(山形県)で開催
2016年03月11日
Famiya Ladies´Football Clubが主催する「JFAなでしこひろば」が3月2日(水)、山形県米沢市で開催されました。
この日は、小学校3年生から中学生の子どもたちをはじめ、子どもたちの兄弟や保護者も含め18名の参加者が集まり、トレーニングやゲームを楽しみました。
普段、小学生年代の参加者の多くは地域のスポーツ少年団に所属していますが、「JFAなでしこひろば」での出会いや仲間づくりを通して、さらに地域の女子サッカーの輪が広がっています。
Famiya Ladies´が行っているなでしこひろばでは、前半に基本的な練習を行った後、誰もがサッカーを楽しめるように家族や兄弟みんなで行うゲームを中心としたメニューに取り組んでいます。子どもたちが日頃の練習で獲得した技術でお父さんや兄弟からボールを奪いゴールを決める場面や、久しぶりに体を動かすお母さんが思わず空振りしてしまう場面、お父さんが大汗をかきながら子供たちからボールを奪おうと必死に走る姿も見られました。会場の雰囲気も盛り上がり、参加者たちからは自然と笑みがこぼれていました。
主催者コメント
渡辺昭紀 Famiya Ladies´Football Club代表
Famiya Ladies´Football Clubの活動拠点である米沢市を含む置賜(おきたわ)地域全体でも、小学生から中学生にあがる段階でのサッカー離れが大きな課題となっております。県協会の年間事業の中で、女子サッカーの普及を目的としたフェスティバルなども各地域で盛んに開催されていますが、地方になればなるほど気軽にサッカーを楽しめる環境はそう近くにはありません。また、公共交通機関の不便さから、冬の期間は保護者の送迎なしでは日常のサッカー活動ができない選手も少なくはありません。「もっと気軽に、もっと身近で、もっと楽しく!」そんな「JFAなでしこひろば」のような環境がどんどん増えてほしいと思います。新しく掲げられた「なでしこビジョン」の実現に向け、今後益々日本の女子サッカーが発展していくことを心から願っています。
参加者コメント
齋藤唯衣 さん(小学校4年生)
なでしこひろばでは、みんなと協力したり、ペアを組んで練習をするので、小学生だけでなく中学生以上の人たちとも楽しく練習ができます。遊びのような練習や、毎回少しずつ違う内容の練習もあり楽しいです。ミニゲームやパスの練習をたくさんするので、パスが上手くなってサッカーの基本がよく分かるようになりました。
保護者コメント
戸田朱音 さんのお母様
なでしこひろばに参加するようになってから、たくさんの出会いがありました。ゲームを中心に、大人から子どもが自由に参加できるので、縦のつながりもでき、良き仲間づくりをしながらサッカーを楽しめているように思います。普段は男の子の中で1人でサッカーをしていますが、女の子同士でのサッカーはまた違った楽しさがあるようです。この時間を大切に、これからもサッカーをより大好きになってほしいです。
JFAなでしこひろば
女の子から、お姉さんやお母さん、おばあちゃんまですべての女性がサッカーをもっと気軽に楽しんでいただける場所です。日本サッカー協会が認定した各地域の団体や施設の皆様によって運営されています。
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