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7月25日に大阪で開幕 第20回全日本女子ユース(U-15)サッカー選手権大会
2015年07月15日
女子の中学生年代日本一を決する「第20回全日本女子ユース(U-15)サッカー選手権大会」が、7月25日(土)から31日(金)にかけて大阪府堺市のJ-GREEN堺で開催されます。開幕を間近に控え、ここでは前回大会をプレーバックします。
第19回大会には全国各地の32チームが出場し、ノックアウト方式で勝敗を決しました。序盤から熱戦が繰り広げられる中、準決勝へと駒を進めたのは、浦和レッズレディースジュニアユース(関東1)、日テレ・メニーナ・セリアス(関東2)、栃木サッカークラブレディース(関東5)、そしてアルビレックス新潟レディースU-15(北信越1)でした。
準決勝第1試合では、日テレと栃木が対戦。ともに初の4強とは思えないハツラツとしたプレーを見せる中、30+3分に植木理子選手が得点し(※大会は30分ハーフ)、日テレにリードをもたらします。日テレは後半も押し気味に試合を進め、髙橋雛選手と漆間花菜子選手がそれぞれ加点。守っては栃木をシュート1本に抑え、3-0の快勝で決勝進出を決めました。
浦和と新潟による準決勝第2試合は、開始1分の土肥穂乃香選手のゴールで新潟がスコアを動かします。対する浦和の選手たちもハーフタイムに永井良明監督のゲキを受けて奮起。後半は新潟陣内に攻め込む時間が続きました。50分に一法師央佳選手が同点弾を決めると、その4分後には三浦晴香選手が高山のはら選手のパスに反応し、逆転ゴールをマーク。浦和が2-1で勝利を手にしました。
決勝は、ここまでの4試合で25得点無失点と攻守に隙が少ない日テレと、関東地区予選でその日テレを下している浦和の対戦になりました。試合序盤は、攻守に鋭い出足の浦和が日テレを圧倒し、5分には味方のシュートのこぼれ球を一法師選手が押し込んで先制。浦和はこの後も追加点を狙いますが、日テレは慌てませんでした。
日テレは落ち着いてパスを回しつつ、機を見て相手DFの背後にボールを送ることで、浦和の守備陣にプレッシャーをかけ、12分に杉山華乃選手のクロスボールに植木選手が合わせて同点。この後も日テレのペースで試合が進みました。そして迎えた52分、中盤で相手守備陣のプレスをかいくぐると、植木選手が髙橋雛選手のラストパスに反応してゴールを決め、チームを逆転に導きます。
この後、同点を狙う浦和は必死の反撃に出ましたが、日テレの選手たちも身を挺した守備でこれを阻止。結局、日テレが2-1でリードしたままタイムアップを迎え、大会初優勝に輝きました。
第20回全日本女子ユース(U-15)サッカー選手権大会
2015年7月25日(土)〜7月31日(金)
大阪府/J-GREEN堺
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