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FIFA理事選挙 田嶋幸三JFA副会長が当選
2015年04月30日
アジアサッカー連盟(AFC)は30日、バーレーンのマナマで総会を開き、役員選挙を行いました。
その結果、AFC選出の国際サッカー連盟(FIFA)理事に田嶋幸三 日本サッカー協会副会長が当選しましたのでお知らせいたします。
日本からのFIFA理事選出は、市田左右一(1958年)、野津謙(1969年)、小倉純二(2002年)に続き4人目になります。
田嶋幸三 FIFA理事/JFA副会長コメント
当選したことで改めて責任の重さを感じています。
この選挙までしっかりと4年間準備を進め、やるべきことをやってきたことが、実った結果だと思っています。
これからは日本、アジア、そして世界のサッカー界のために全力を尽くしたいと思います。
ここまで多くの皆さまに支えられて得ることができた結果で、今はただ感謝しています。
大仁邦彌 JFA会長コメント
JFAにとっては、日本からFIFA理事を輩出することは大きな目標だったので達成できてよかった。
選ばれた一番の理由は、田嶋副会長のこの4年間のAFCとアジア各国への真摯な貢献だったと思う。
また、アジアサッカーのレベルアップ、指導者派遣などをはじめとする各国への支援など、JFAがアジア各国と連携しながらサッカーの発展に尽くしてきたことなど、その一つ一つの取り組みが実を結んだ結果だと思う。
JFAとしても、田嶋副会長がFIFA理事としてアジアサッカーの改革と世界サッカーのさらなる発展に全力を尽くせるよう、全面的にサポートしていきたい。
ご支援いただいた文部科学省、外務省をはじめ、ご尽力いただいた多くの関係者の皆さまに心から感謝申し上げたい。
FIFA理事選挙の結果
2年任期(2015-2017)=1名
H.E.Shiekh Ahmed Fahad Al Ahmad Al Sabah(クウェート)
※立候補が1名のみのため、無投票で選出。
4年任期(2015-2019)=2名
田嶋幸三(日本) 36票
HRH Prince Abdullah Al-Haj Ibni Sultan Hj Ahmed Shah氏(マレーシア) 25票
Chung Mong Gyu氏(韓国) 13票
Dato’ Worawi Makudi氏(タイ) 13票
※得票数上位2名が当選。
※H.E. Al Sayyid Khalid Hamed Hamood Al Busaidi氏(オマーン)とSaoud A. Aziz M A Al-Mohannadi氏(カタール)の2名は投票前までに立候補を取り下げ。