好天に恵まれた６月６日、アカデミー４期生は登山に行ってきました。
場所は阿武隈高原中部自然公園に指定されている日山（ひやま）で、この日は第２４回山開
き登山のイベントとして行われました。当日は、県内外からも多くの登山者が参加され非常に
盛大な山開きでした。選手達も福島県の大自然を肌で感じ、有意義な１日を過ごす事が出来
ました。

この日は、アカデミー男女の公式戦も目白押しで移動手段がないところを広野町や福島県原
子力等立地地域事務所の伊澤様をはじめとする多くの方々のご好意により広野町民バスを
お借りすることが出来ました。紙面で恐縮ですが厚く御礼申し上げます。

文：林　晋太郎

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

～下記、４期生選手の作文～

　「日山登山に参加して」　宇野　能功

僕たち４期生は、６月６日に福島県の日山へ登山に行きました。高さ１０５７ｍの日山を、み
んなでわいわいおしゃべりをしながら約１時間かけて登りました。途中、急な山道が何度も
続き、少し疲れを感じましたが山頂に着いた時のとても綺麗な景色を見て、足腰の疲労も
すっかりと忘れて、心身共にリフレッシュする事が出来ました。
僕はこの活動を通して、福島県の事をより知る事が出来ました。バスでの移動中にはたくさん
の山や花、動物を見ることができ、自然が豊かだなと思いました。そして、福島県の方たちは
元気な方たちが多いと感じました。年輩の方も多く山登りに参加していました。僕たちが挨拶
をすると、僕たち以上に大きな声で明るく挨拶を返してくれました。この様に、色々な福島県の
方たちと交流する事が出来て心が安らぎ、良い思い出となりました。　　　
今日は、登山に行く前にはバスのお世話をして頂いた町民の人達や日山登山に呼んで頂い
た福島県の方たちのお陰で楽しく安全な登山をする事が出来ました。貴重な体験が出来て、
福島の人たちにはとても感謝しています。
 



「日山登山を終えて」　石井　幹人

僕たちはこの日福島県の方々から日山登山へのお誘いを頂き参加する事になりました。
行く時のバスは広野町のバスを僕たちの為に用意して頂き、皆さんのご協力で参加する事が
出来ました。
コースは始めに日山のある葛尾村に行き、そこから日山の登山口に向かいました。登山道を
登り始めると思ったよりも坂道が急で大変でした。途中、落ちていた木の枝を杖にして、つきな
がら歩きました。頂上には沢山の人がいて、僕たちはそこで美味しい昼食を食べ、その後は
展望台から景色を眺めました。僕たちが展望台の上から景色を眺めていると、頂上の広場で
「日山美人コンテスト」が始まり、みんなテンションが上がりとても楽しかったです。コンテスト
では８０歳を越えた女性が見事賞に輝いていました。下山し始めると、登りの時とは違い膝に
大きな負担がかかり悲鳴を上げていました。下山中には、転んだり、足をくじいたりと色々な
事がありました。
この日、日山登山を通して僕たちは数え切れない人たちにサポートして貰い日々の生活を
楽しく過ごしている事を感じました。今度は、富士山にもチャレンジしたいと思います。