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JFAプログラム 相撲部屋実習
2010年02月12日

2期生はJFAハウスをあとにして、午後からは2泊3日のスケジュールで
「相撲部屋実習」へ向かいました。
このプログラムは、国技である相撲の伝統やしきたりを見聞し稽古や生活を体験
することで、アカデミー生として将来成長するための一助とするために実施しています。
5か所の相撲部屋(九重部屋・出羽海部屋・千賀ノ浦部屋・貴乃花部屋・陸奥部屋)に
3人ずつに分かれ、力士の方々と寝食を共にしながら、実際に稽古や掃除、ちゃんこの
準備などを行います。

↑ まずは掃除

↑ 大きな声を出す!!

↑ 何を教わっているのでしょう?

↑ “てっぽう”

↑ 見合って見合ってぇ!

↑ 当たって砕けろっ!
下記、選手の感想文からの抜粋です
平澤 俊輔(貴乃花部屋)
相撲部屋への体験入門をして感じたことは、稽古の時から百パーセント出さないと
自分のためにならないことです。稽古の内容は精神的にも肉体的にも苦しい内容
でしたが、その中でも力士さん達は、絶対に手を抜くことなく、ひたむきに取り組んで
いました。その姿を見ていた僕は、このひたむきさと、自分のために限界まで自分を
追い込む強さに圧倒されました。(中略)今回の体験では勝負の世界を肌で感じること
ができてとても良かったです。この体験を活かせるように自分も努力していきたいです。
陽葉 友和(出羽海部屋)
僕が出羽海部屋に行って感じたこと、学んだことは二つあります。一つ目は稽古の面です。
力士さん達は、とても厳しい稽古なのに、一回一回全力で取り組んでいました。
特にぶつかり稽古では、体と体がぶつかってすごい音を出していました。しかし、稽古の
時から、このようにお互いが全力でぶつかり合わなければ、試合には勝てません。
力士さんたちは、練習のための練習ではなく、試合のための練習をしていました。
(中略)二つ目は、礼儀の面です。力士さんたちは稽古中に、親方に指導されたとき、
大きな声で返事をしていました。また、先輩や親方に対して大きな声であいさつをして
いました。このようなことは、相撲やサッカーだけではなく、社会に出ても重要なことだと
思いました。出羽海部屋では、このようなたくさんのことを学ぶことが出来て、本当に
良かったです。
文:井尻 明
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