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JFAエリートプログラム女子U-14中国遠征参加 

2014年06月05日


5月28日(水)から6月5日(木)の日程で、中華人民共和国にて開催されました
「JFAエリートプログラム女子U-14中国遠征 AFC U-14 Girls’ Regional Championship」に、
JFAアカデミー堺からも3選手が参加いたしました。



田村鈴香(FCヴィトーリア)

初めての海外遠征で、初日の移動からとても緊張していましたが、楽しみでもありました。
中国について最初の練習で最高気温42度ということでとてもしんどかったです。
こまめに水分補給ができておらず午後のトレーニングで脱水症になりかけました。
でもそれを機に自分が今まで以上にこまめに水を取るよう癖づいたと思います。

グアム戦では後半から出場できました。
私は絶対に点を取り結果を残そうと思いました。
試合に入ると相手のプレッシャーはあまりなく、自由にプレーできました。
点もとれたし、初戦から良いスタートが切れたと思います。

第2戦の北朝鮮戦は結果は1-2で負けたけどチームにとってとても良い経験になったと
思いました。たくさん課題も見つかったけど良いところもたくさんあって、
この大会の山場だったと思うし、個人的にも成長したと思いました。

第3戦の中国戦は、立ち上がりから攻めて、はじめは日本のサッカーができて
先制点をとることができました。
ただし、後半からほとんど相手のペースでした。
でも試合後振り返ると日本が良い形の時はしっかりパスをつなげているし、
ディフェンスもできていたので、それはよかったと思いました。

準決勝の相手は韓国で、今まで日本は負けていると聞いていたこともあり、
絶対に勝ちたいと思っていました。
前半から日本ペースではあったのですが、私は前半途中に怪我をしてしまい
外から見ることになりました。
しっかり勝ちきってくれて良かったです。

決勝戦はとても絆も深まり、チーム一丸となって戦った試合でした。
私は怪我のため出場しませんでしたが
皆、身体を張りすごく頑張っていたし、気持ちも伝わってきたので、
私自身悔いはないです。



中村萌愛(セレッソ大阪堺ガールズ)

中国遠征に参加して,たくさん学びました。
生活面では、まず、一人の気づきは皆の気づきになるということです。
個人で動くのではなく、全体を考えて動き、気づいたことは
皆に伝えなくてはいけません。
次に、日本の環境を当たり前と思ってはいけないことです。
中国に行ってみて、改めて日本が素晴らしいところだと思いました。
そして、体調管理の大切さを学びました。
私は四日目くらいから喉の調子をくずしました。
サッカーをするのもしんどくて、声も出せなくて、ボールをあまりもらえませんでした。
だから、これからどんな国に行っても食事と休養、手洗いうがいは絶対にします。
最後に、コミュニケーションの大切さです。
様々な国の人と写真や英語を使って会話したことはとても楽しかったです。
これからのアカデミー生活で活かせるように意識を高く持ちたいです。

サッカー面では、前回参加した韓国の大会の時に比べて、私は成長スピードが
皆にくらべて遅いとこの中国遠征で思いました。
それに気づいたことはこれから改善するために良かったと思うし、
これから一つ一つのトレーニングを無駄にせず「なでしこでエース」という目標を
いつも思いながら取り組んでいきます。
次に、サッカーには声が必要だということ。
そして、サッカーは周りを観て判断し、プレーするスポーツだと思いました。
失敗したプレーを思い出し、そのプレーの改善方法を考えるとほとんどが
「周りを観る、観ておく」という結果が多かったです。
なのでこれから常に考えることを意識します。

中国遠征といった誰もが体験できないことをできて、とても嬉しいです。
でも、結果は準優勝で悔しかったです。
この嬉しさや悔しさを忘れず、この九日間は貴重な時間だったことを忘れず
これから日々努力します。


真木悠花(FCヴィトーリア)

私は今回の中国遠征で数え切れないたくさんのことを学びました。
中国に行ってからのトレーニングは試合に向けての大切な時間でした。
自分は一つでも多く、良いところを見つけてもらえることを目標に挑みました。
トレーニングを始めると、やっぱりみんなうまくて、刺激となりました。
一つでも通用するところを探していました。
出場時間を1秒でも貰いたかったので、トレーニングをがんばれたと思います。

大事な初戦、グアム戦はスタメンから外れました。
すごく悔しかったです。でも絶対に出たくて、出たら決めてやろうと思っていました。
後半チャンスをもらって出場できました。結果、得点もしました。すごく嬉しかったです。

私自身はグアム戦以降の試合に全然出場できませんでした。
ですが、前向きにがんばれたことは、自分の目標を達成できていると思うので
満足です。
しかし、試合に出れないことはまだ力不足、人一倍努力しないといけないと感じました。

あと、私が今大会一番感じたことは「絆」です。
どんなときでもチームが一丸となって強豪チームを倒せて行けたからです。
ベンチの人もスタッフの方々もみんな自分たちのために応援してくださいました。
本当に感謝しなけれないけないと感じています。

この遠征で人としての役割を一番強く感じました。
自分がどんな立場であってもそれを跳ね返すような力をつけていこうと思います。

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