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番外編 リスペクトメッセージ「選手編」

2014年03月10日

各カテゴリーの選手よりリスペクトにちなんだメッセージをいただきました。日々の活動の中で感じられているリスペクトの大切さを語っていただいておりますのでぜひご覧ください。

長谷部 誠
SAMURAI BLUE(日本代表)キャプテン/リスペクト F.C. JAPAN トップチームキャプテン
ニュルンベルク(ドイツ) 

僕自身、今までのサッカー人生を振り返ると、本当に素晴らしい指導者、チームメイト、周りの方々に恵まれてきたと思っています。
リスペクトするということは、相手の立場に立ちその想いに寄り添い接することだと思っています。その相手が子どもであったりする場合は、特にその必要性を感じます。
人は他人と関わりあって行く中で人として成熟していきます。サッカーを通し、人と人とがお互いを尊重し合い成長していくこと。僕もサッカー選手として、一人でも多くの方がそう思ってくれることを願っています。

©J.LEAGUE PHOTOS

 

川島 英嗣
SAMURAI BLUE(日本代表)
スタンダール・リエージュ(ベルギー) 

日本での暴力的な指導に関するニュースを聞き、日本を出て海外でプレーする日本人の一人として、何よりひとりのサッカー選手として 非常に心を痛めています。
日本代表としてプレーすること、海外のチームで日本人としてプレーすること、様々な経験を通してサッカーの持つ力の大きさを感じずにはいられません。
サッカーを通して、日本だけでなく多くの仲間に出逢えることができたし、素晴らしい指導者の方達と出逢うことで一人の人間としてどうあるべきか、周りの人達をしっかり尊敬しお互い協力し合うことが いかに大切かを学びました。
今日たくさんの日本人プレーヤーが海外で評価されています。そして同じように将来有望な日本の子ども達もまた、海外で認められてきていることを実感しています。これからもたくさんの日本人選手がJリーグや海外のチームで活躍していってもらいたいという気持ちは大きいですが、サッカーというスポーツを通して、暴力などではなく多くを学んで、様々なフィールドで活躍する子ども達が育っていってくれることを願っています。

©J.LEAGUE PHOTOS

 

宮間 あや
なでしこジャパン(日本女子代表)
岡山湯郷Belle 

私は現在28歳で、女子サッカーをしています。
小学校1年生からサッカーを始め、楽しい思い、辛い思い、色々な経験をしてきました。そんな中、どんな時でも自分自身を支え続けてくれているのは、いつも自分を信じてくれる家族の存在。日頃の何気ない会話の中で友人や指導者の方が伝えてくれる言葉。これらがなければ私は今もボールを蹴り、走り続けている自分を想像することすらできません。
1人の人間としてお互いの存在を認め合い、思い合うことができたら、たとえ求めていた結果をすぐに出すことができなくても、心の大きな財産になると思います。自分自身、家族や世界中のたくさんの仲間達にそういう財産をたくさんもらってきました。私はサッカーをしているので、サッカーファンの方やサポーターの方々の熱く温かい声にも何度も心を救われました。
私も1人の人間として、またサッカー選手として、そう思ってもらえるような人間でありたいと思っています。

©J.LEAGUE PHOTOS

 

川澄 奈穂美
なでしこジャパン(日本女子代表)
シアトル・レインFC(アメリカ) 

私自身、“感謝”や“リスペクト”を大切にし、サッカーと共に歩んできました。
選手として、仲間、指導者、チームスタッフ、さらには対戦相手など、様々な人たちに支えられサッカーをすることができる ことに日々感謝しています。
立場や年齢にとらわれることなく、お互いを“サッカー仲間”としてリスペクトしあい成長していくことが、日本サッカー全体の成長へとつながることを願っています。

©J.LEAGUE PHOTOS

 

以上、各選手からのメッセージをお届けしました。今後もサッカーファミリーからのメッセージを随時お届けする予定です。サッカーの選手だけでなく、指導や審判その他様々な場面に当てはまることも多くあったのではないでしょうか。皆さんもそれぞれの活躍される場所においてリスペクトの普及にぜひご協力ください!

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