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ビーチサッカー日本代表、地元強豪クラブとのトレーニングマッチに勝利
2014年11月12日
ドバイに滞在中のビーチサッカー日本代表は、この日も午前と午後の2回トレーニングを行いました。
午前中は地元のビーチで練習しましたが、それが水着姿で海と太陽を楽しむ人たちの関心を大いに引くことになりました。トレーニングの多くの時間は戦術の確認、特に守備に主眼を置いた内容となり、最後は浜辺でダッシュして終えました。実は今回の遠征でこのドバイに来て以来、ビーチで活動をしたのはこの日が初めてということもあり、練習後選手たちは久しぶりの海で疲れた体をクールダウンさせていました。
昼食と休憩を挟んで、午後は地元クラブのアルアハリとのトレーニングマッチを行いました。アルアハリにはポルトガル代表選手も数名在籍する強豪で、アジアビーチゲームズを目前に控えた日本にとっては絶好のテストマッチ相手です。ホテルを出発する前にミーティングで、インターコンチネンタルカップを振り返ってから試合に臨みました。
試合は、各ピリオドで失点したものの、第2ピリオドに奪った4得点が効いて6-4で競り勝ちました。しかし、失点シーンではやはりミスが絡んでおり、その点に関してはインターコンチネンタルカップからの引き続いての課題でもあり、いいレッスンになりました。
監督・選手コメント
マルセロ・メンデス 監督
ポルトガル代表のマジェール選手やベルキオール選手といった素晴らしい選手を擁するアルアハリとの試合は非常に有意義でした。現在取り組んでいる守備面においての向上も見られましたし、若手選手がインターコンチネンタルカップでの経験を通じて得た自信を確認することができたのも収穫です。アジアビーチゲームズを前に、勝って自信を持って臨めるというのはとても良いことだと思います。
松尾那緒弥 選手(プラシア山口)
今日は午前中に戦術の確認と軽いフィジカルトレーニングを行いました。インターコンチネンタルカップの修正点と新しく変わった戦術をこの短い期間で覚えないといけないので常に考えながら練習に取り組んでいます。午後は地元チームと練習試合を行い、第1ピリオドは少し時間をかけてボールを持ちすぎた場面もありましたが、戦術を意識して出来たと思います。第2ピリオドには細かいパスワークから自ら得点もでき、パスとドリブルの仕掛けも積極的に出来たと思います。アジアビーチゲームズ前の貴重なテストマッチでいいイメージで終える事が出来たので、このまま大会でいいプレーが持続出来るようにコンディションを維持したいと思います。
赤熊卓弥 選手(ドルソーレ北九州)
今日は午前中に戦術の確認と、ランを少ししました。(戦術の確認は)特に守備の確認を重点においてやりました。そして、午後は地元のチームと練習試合を行い、アジアビーチゲームズに向けての戦術を最終確認しました。チームはアジアビーチゲームズでの優勝を目指しますが、個人としては、まずは守備、そして、攻撃の1つのオプションになれるように、全力で頑張っていこうと思っています。日本代表のチームメイト、監督、スタッフ、応援してくれている方々、全員の気持ちをひとつにして、優勝目指していこうと思います。
スケジュール
第4回アジアビーチゲームズ | ||
---|---|---|
11月16日(日) | 11:00 | vs マレーシア代表(Saphan Hin Sports Center) |
11月18日(火) | 12:15 | vs UAE代表(Saphan Hin Sports Center) |
11月19日(水) | 準々決勝(Saphan Hin Sports Center) | |
11月20日(木) | 順位決定戦~準決勝(Saphan Hin Sports Center) | |
11月21日(金) | 順位決定戦~3位決定戦~決勝戦(Saphan Hin Sports Center) |
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