JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > 最新ニュース一覧 > JFAエリートプログラム 女子U-13 韓国遠征 活動レポート(11/10)

ニュース

JFAエリートプログラム 女子U-13 韓国遠征 活動レポート(11/10)

2014年11月11日

JFAエリートプログラム 女子U-13 韓国遠征 活動レポート(11/10)

JFAエリートプログラム 女子U-13 韓国遠征 ~JOC日韓競技力向上スポーツ交流事業~
2014年11月10日(月) キックオフ15:00 試合時間35分ハーフ
Mokpo International Football Center(韓国・木浦)

U-13日本女子選抜 2-1 (前半1-0、後半1-1) U-13韓国女子代表

得点
29分 上田佳奈(U-13日本女子選抜)
38分 渡辺凛(U-13日本女子選抜)
61分 CHO Yesong(U-13韓国女子代表)

スターティングメンバー
GK:三宅紗優
DF:富岡千宙、月東優季乃、長江伊吹、松本歩音
MF:田中智子、寺田妃花、新井美夕、北村美羽、及川莉子
FW:上田佳奈

サブメンバー
GK:伊藤七海
DF:三谷和華奈
MF:野嶋彩未、森重亜衣子、猿澤桃佳、菊池まりあ
FW:渡辺凛、斎藤理子

交代
HT 富岡千宙 → 三谷和華奈
HT 田中智子 → 野嶋彩未
HT 及川莉子 → 森重亜衣子
HT 松本歩音 → 渡辺凛
46分 新井美夕 → 猿澤桃佳
46分 上田佳奈 → 斎藤理子
46分 北村美羽 → 菊池まりあ

マッチレポート

U-13韓国女子代表との第2戦。日本は前半からテクニックを活かして確実にボールをつなぎ、そのボールに選手が意図的に関わりながら攻撃を仕掛け、優位にゲームを展開しました。またチーム全体の攻撃から守備への切り替えの意識が高く、前線から積極的にボールにプレッシャーをかけてボールを奪い、奪ったボールを早いタイミングで攻撃につなげてチャンスを作りました。一方、韓国は日本の攻守の切り替えの速さと選手が連動しながらチャレジとカバーを繰り返す粘り強い守備に、意図的な攻撃ができず苦しいゲーム運びとなりました。日本が攻勢にゲームを進める中、29分、上田選手が約25mのFKを直接決め、1点をリードして前半を終了しました。

後半に入り、日本は38分に三谷選手からの絶妙なスルーパスを受けた渡辺選手が左足で正確に決めて追加点を挙げ、2-0とリードを広げました。その後もボールを確実につないで主導権を握る日本。縦へのシンプルな攻めからゴールを目指す韓国の攻撃に対しても、DFの選手の個々の対応力と高いカバーリングの意識で安定した守備を行い、チャンスを作らせませんでした。しかし61分、ミスパスをカットされ、そのままスピードあるドリブルでDFラインを突破され失点を許しました。すると韓国のプレッシャーの強さと球際の激しさから、簡単にボールを失うことが多くなり、劣勢に回りました。その後も韓国の勢いに乗る縦への速い攻撃に苦しいゲーム展開を強いられましたが、CDF長江選手、月東選手とGK三宅選手を中心とした堅実な守備で1点差を守り切りました。失点した後のゲームの進め方には課題が残るものの、苦しみながらも全力を出し切って勝利を掴んだチーム全員の集中力は素晴らしかったです。
(ナショナルトレセンコーチ女子担当チーフ 大野真)

選手コメント

齊藤理子 選手(北海道:とかちFCなでしこ)
1戦目は海外の選手との試合が初めてで、何も分からず、すごく緊張していました。今日は2戦目ということで、韓国の特徴が分かっていました。「フィジカルがあり、キック力がある」ということです。足がとても速く、体が強かったです。体格の差もすごくあります。このような韓国の選手に勝つためには・・・と19人みんなで考えました。
今日は「ボールを奪った後に失わない」のが目標でした。この目標はあまり達成できませんでしたが、守備のところから集中してビルドアップし、何度もゴールに迫ることができました。2-1で勝つといういい結果で終えることができました。
次にまた韓国と戦うことがあれば、今日よりもいい内容で、いい結果で勝てるように、足りなかったところをトレーニングしていきます。

北村美羽 選手(千葉県:ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-15)
1戦目は引き分けでしたが、今回は勝つことができたので良かったです。韓国の選手たちは自分たちよりも背が高く、フィジカルも強かったです。その中でも、前回の試合で出た課題であるボールを奪ってから丁寧にパスをつないでボールの保持率を高くすること、ゴールに積極的に向かうことができたから結果が出たのだと思います。
1試合1試合で課題は出ます。今回は最初の10分間の入り方が悪く、パスミスを多くしてしまったことが課題だと思うので、自チームに戻ってからその課題を自分で解決していけるように頑張っていきたいと思います。

長江伊吹 選手(富山県:富山レディースサッカークラブ)
私はセンターバックでとても責任があり、緊張しましたが、時間が経つに連れてどんどん慣れてきました。チームの目標は「奪ったボールをちゃんと自分たちのボールにする」ということだったので、チーム全体で守備をして攻撃できたと思います。前半は無失点に抑えられたけど、後半は1点取られてしまったのでそこが悔しいです。でも、チームのみんなで最後まで集中して守備をしていたので疲れたけれど楽しかったです。
韓国の選手は体も大きくてスピードがあるので、体負けしないか心配でしたが、実際に試合をして自分の持ち味である体を入れてボールを奪うということができたので良かったです。
今回のゲームで学んだことをチームに戻っても活かして、来年のU-14のキャンプでも活かせられるように、これからもがんばります。

スケジュール

11月7日(金) AM/PM トレーニング
11月8日(土) AM トレーニング
1-1 ゲーム 対 U-13韓国女子代表
11月9日(日) AM/PM トレーニング
11月10日(月) AM トレーニング
2-1 ゲーム 対 U-13韓国女子代表
アーカイブ
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー