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中国サッカー協会指導者が日本の女子サッカーを視察
2014年10月16日
中国サッカー協会の指導者が日本の女子サッカーを視察するために来日し、約一ヶ月間日本に滞在しました。
今回来日した視察団は、中国サッカー協会から選ばれた国を代表する女子サッカーの指導者たちです。滞在期間中は、JFAアカデミー堺・福島やスーパー少女プロジェクトの活動、なでしこリーグのクラブや中学・高校の女子サッカー部などを視察しました。各視察先では、日本の女子サッカーについての説明を受けるだけでなく、積極的に日本の女子サッカー関係者と意見交換を行い、親交を深めていました。
今回の視察は、国際交流基金から助成を受けて実現した長期研修プログラムです。国際交流基金では、世界各国における国際文化交流事業を実施、支援しています。今年3月に開催したJFA Women's International Coaching Course 2014も国際交流基金の助成事業のひとつです。
中国サッカー協会視察団メンバー コメント
Gao Hong 氏
中国の女子サッカー関係者は、近年の日本の女子サッカーの進歩に大変驚いています。今回は、日本の女子サッカーがどのような普及・強化を行い、世界のトップレベルに上り詰めたのかを知るために来日しました。また、今回の視察で得たノウハウを中国の女子サッカー関係者と共有し、中国の女子サッカーの更なる発展とアジアの女子サッカーのレベルアップに貢献できればと思っています。
Bai Lili 氏
今回の来日では、JFAアカデミー堺やスーパー少女プログラムなどのJFAが行っている育成・強化施策を視察したほか、セレッソ大阪堺レディースを訪問するなど、日本の女子サッカー関係者の方々と意見交換をすることが出来ました。特に印象に残っているのが、選手やコーチだけではなく、日本の女子サッカーに関わる全ての方のサッカーに対する献身的な姿勢と情熱でした。中国と日本では文化などに違いがありますが、今回の視察で学んだ日本の女子サッカーのノウハウを活用して、中国女子サッカーの発展に貢献できればと思っています。このような有意義な視察をする機会を提供してくださったJFAをはじめ、日本の女子サッカー関係者の皆様に心より感謝しています。アジア女子サッカーの発展のために、今後も協力していければと思っています。
Li Feiyu 氏
今後女子サッカーにおいては、中国や日本だけでなくアジア全体で強化していくことで初めてアジア各国は他大陸のチームに対抗することが出来ると思います。そういう意味で今回の視察を通して日本の女子サッカーの現状を知ることができ、大変有意義な時間を過ごすことができました。今後中国サッカー協会とJFAでもっといろんなイベントや交流事業を企画し、2カ国が協力し合ってアジアの女子サッカーを強化していければと思っています。
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