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都道府県サッカー協会取り組み紹介-第2種の取り組み(岐阜県サッカー協会)
2014年07月02日
各都道府県サッカー協会の方針や活動内容を、「シニア」「第1種」「第2種」「第3種」「第4種」「キッズ」「女子」「フットサル」「ビーチサッカー」「審判委員会」「施設委員会(環境整備)」「技術委員会」の12テーマの下、ご紹介します。全国でどのような活動が行われているのか、この機会にぜひご一読ください。
今回も第2種の取り組みをご紹介します。
※以下の寄稿記事はJFA news 6月号「REGIONAL NEWS」コーナーにも掲載されています。
第2種の取り組み~岐阜県サッカー協会
川岸淳 岐阜県サッカー協会2種副委員長
「岐阜県ユース(U-18)リーグの変遷~10年目を迎えたGリーグ」
岐阜県ユースリーグ(U-18)は2004年、8チームによる1部リーグが岐阜県の頭文字「G」をかたどり、「G1リーグ」として産声を上げました。翌05年には2部「G2リーグ」、さらに07年には3部「G3リーグ」が創設され、今年は10年目という節目の年を迎えます。
当初はリーグ戦方式に対する理解度が低かったため、多くのチームに参加を促すべく、高校サッカー選手権大会の予選を兼ねてスタートしました。全国的に見ても珍しい方法でしたが、創生期においては大きな役割を果たすこととなりました。その後、08年に複数チームの参加が認められ、12年にはリーグ戦の文化が徐々に浸透。そこで高校選手権予選から切り離し、合同チームの出場を承認するなどの変更を行いました。おかげさまで、切り離し後も参加チーム数は減少することなく、むしろ複数チームの出場によって増加してきました。現在2種に所属しているのは、高校59校・高専1校・クラブ1チームの計61チームですが、そのうちリーグ戦に参加しているのは、高校56校・高専1校・クラブ1チーム・合同チーム1チーム、複数チーム14チームの計71チーム(プリンス1チーム含む)となっています。
G1リーグは10チームによる2回戦総当たり制で、全ての試合が天然芝または人工芝で行われています。G2リーグは8チーム×2グループの16チームからなり、グループリーグ後に後期の変則リーグと順位決定戦を行っています。均衡したチームとの対戦は、選手や指導者の強化に大きな役割を果たしています。一方、普及に重点を置いているG3リーグは、隣接する地区の学校7〜8チーム×6グループで構成され、グループリーグ後に上位2チームずつによるG2参入戦と下位チーム同士の後期リーグを行っています。
審判については、G1リーグは基本的に岐阜県サッカー協会から派遣された主審が担当しています。また近年、積極的に活動するユース審判員が増加しており、本県の3級ユース審判員の数は17人、4級ユース審判員は565人になっています。今後もユース審判員の養成に力を入れ、全てのリーグで積極的に活用していきます。(写真はGリーグで審判団を務めるユース審判員たち。)
年間を通じて過密な日程になっていることから、リーグ構成を見直すなどさまざまな工夫を重ねて運営を行っていますが、まだまだ課題もあります。ユースリーグをさらに充実させることで、岐阜県のユース年代におけるサッカーの質の向上を目指していきたいと思います。
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