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懲罰規程の各種変更について
2014年03月14日
2014年4月1日より、本協会の懲罰に関する規程(懲罰規程)が変更されます。主な変更点は以下のとおりですが、詳細は下記ダウンロード欄をご参照下さい。
出場停止の消化に関する規定の変更
退場による出場停止処分の適用対象試合が変更されます。非常に大きな変更となりますので十分にご注意ください。
現行:
大会に関係なく、その処分を受けた試合の次の公式戦にて適用される
変更後:
同一大会における次の試合にて適用される
差別に対する懲罰規定の追加
「差別」に対する懲罰規定が新たに盛り込まれます。
これは昨年のFIFA総会において、FIFA懲罰規程における差別禁止規定を各国レベルでも採用することが各国協会の義務とされたことを受けたものとなります。
適用条項がない場合の規定の追加
JFA懲罰規程に基づき、個人又は団体に懲罰を科す場合、原則として、当事者の行為が懲罰規程に定めたいずれかの規定に該当すること、つまり根拠となる条文が必要となります。一方、実際の競技においては、懲罰規程の枠外の、想定外の違反行為が発生することも考えられます。今回、懲罰規程に以下の条文を追加することで、その行為に合致する条項が懲罰規程の中に無い場合であっても、その行為が本協会の基本規程や懲罰規程の趣旨に明らかに反すると判断される場合は懲罰の対象となり得ます。ただし、本条を適用して懲罰を科す場合は、事前にJFA規律委員会の委員長へ報告し、その承認を得ることが必要です。このJFA規律委員長の承認を要するという手続きは、根拠なき懲罰が科されてしまうこと(当該条項の濫用)を防ぐという目的のために設定されています。
処分通知に記載義務のある内容についての規定の追加
各規律委員会が当事者に懲罰を通知する際に、その通知文へ必ず記載していただく事項として、①懲罰の根拠となる条文 と ②不服申立手続の可否及びその手続の期限 を加えました。懲罰を通知する際はこれらの情報を通知する必要があります。
無期限処分の解除に関する規定の変更
無期限処分(無期限の出場停止処分等)の解除に関する規定が変更されます。
その他、各種規定の変更・追加
その他、量刑や表現をFIFA準拠にさせるため、各種懲罰規定の量刑、表現等が変更されます。
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