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【Match Report】U-16日本代表 第2戦はコートジボワールに快勝 U-16インターナショナルドリームカップ2025 JAPAN
2025年06月07日
U-16インターナショナルドリームカップ2025 JAPANの第2節が6月6日(金)、福島県のJヴィレッジスタジアムで行われました。初戦を白星で飾ったU-16日本代表は、U-16コートジボワール代表に5-1と快勝しました。
U-16日本代表 5-1(前半4-0、後半1-1) U-16コートジボワール代表
初戦からスタメンを8人入れ替えて臨んだ日本は、立ち上がりこそ相手の高い身体能力にやや戸惑いを見せていましたが、すぐに順応して主導権を握ります。両サイドからの鋭いクロスで何度もチャンスメークして迎えた24分、MF小笠原央選手(鹿島アントラーズユース)がFKのボールをファーサイドに送ります。待ち受けたDFエゼモクェ チメヅェ海選手(セレッソ大阪U-18)が「あまり得意ではないので、ずっと練習してきた」というヘディングシュートを放つと、ボールは右ポストを弾いてゴールネットに吸い込まれ、日本が先制します。
さらに31分、DF上野暉晏選手(柏レイソルU-18)のクロスが相手のオウンゴールを誘って追加点を挙げると、直後には追加招集で前日、合流したばかりのMF三井寺眞選手(FC FUORICLASSE SENDAI)がルーズボールを追った競り合いの中で相手に足をかけられ、PKのチャンスを得ます。三井寺選手は「自分で取ったPKなので絶対に蹴る」と自らキッカーに名乗りを上げると、冷静に沈めてリードを広げます。
日本の勢いは止まらず、41分にはハイテンポなパス交換で中央を崩すと、小笠原選手のラストパスからMF野田歩選手(立正大学淞南高)がコントロールショットを沈め、前半だけで4点のリードを奪います。
コートジボワールは野田選手の得点直後の選手交代で2トップから3トップに陣形を変更しました。小野信義監督が「相手がやり方を変えてきたことで、マークをはがして前進していくところで苦労していたし、最終ラインも苦戦した」と振り返ったように、ここから後半の開始直後にかけてはコートジボワールが主導権を握り、迫力のある攻撃を仕掛けてきます。55分には最終ラインからのロングボールに抜け出したFWユベール・ヤオ選手にGKの頭上を抜くゴールを許し、今大会初失点を喫します。
それでも68分、日本はMF里見汰福選手(ヴィッセル神戸U-18)のCKからDF橋本凜来選手(FC東京U-18)がヘディングシュートを決めて再び突き放します。その後は両チームがゴールに迫る場面を何度かつくりましたが、ともに守備陣の奮闘で得点は生まれず、5-1でタイムアップを迎えました。
日本はこれで2連勝とし、大会5連覇に王手をかけました。最終戦となる第3節は6月8日(日)にJヴィレッジスタジアムにて開催されます。日本は同じく2連勝を飾っているU-16フランス代表と、タイトルをかけて対戦します。
監督・選手コメント
小野信義 監督
初戦ではセカンドボールがなかなか拾えなかったので(今回の試合では)回収率を上げることを課題にしていましたが、前回よりも素早く反応できたと思います。前半の途中から相手がやり方を変えてきたことで、マークをはがして前進していくところで苦労していたし、最終ラインも苦戦しました。そこは次に向けての課題ですね。次に戦うフランスはかなりレベルが高いので、その相手に対して何ができるのかを試す良い機会だと思いますし、楽しみにしています。
DF #5 エゼモクェ チメヅェ海 選手(セレッソ大阪U-18)
先制点の場面は、小笠原選手が自分に合わせるボールを蹴ってくれて、高さとジャンプ力を生かしてゴールを決められて良かったです。ヘディングがあまり得意ではないので、ずっと練習してきた成果が出ましたし、この1点で流れも変わったと思います。初戦はベンチスタートで悔しかったのですが、そこで落ち込んでいたら意味がないですし、プレーで見返さなければいけないと思ったので、ボールを前に運ぶことを意識してプレーしました。
MF #8 小笠原央 選手(鹿島アントラーズユース)
初戦に勝ち、今日は優勝に向けて非常に大事な試合になるということはチーム全員で共有していましたし、相手は身体能力が優れているので、自分たちは組織面を重視しながら、引かずに前から行くことを意識しました。次の相手であるフランスはこの世代で一つ抜けているというか、非常に強いチームという印象があるので、そういう相手に対して自分がしっかりと存在感を出して、絶対に勝てるように頑張りたいです。
MF #14 三井寺眞 選手(FC FUORICLASSE SENDAI)
最初はうまくプレーできるか不安もあったのですが、ピッチに立ったらやるしかないですし、自分の持ち味はドリブルやゴールにつながるプレーを出すことなので、そこは積極的にやっていこうと思っていました。(PK獲得の場面は)相手に足をかけられてPKになったので、絶対に自分で蹴ろうと思っていました。以前は外すこともありましたが、GKの動きを見て蹴るようになってからは(決める)確率が上がっていたので、あとはしっかり決め切るだけでした。
MF #17 藤本祥輝 選手(ガンバ大阪ユース)
相手は推進力があって、中盤ではがされてボールを運ばれると嫌な攻撃をしてくるので、できるだけ相手陣内でボールを奪えるようにしようと思い、攻撃の起点をつくらせないような守備を心掛けました。(最終戦の相手)フランスは一人一人が上手ですし、チームとして連係する力も備えているイメージがあるので、自分の特徴である守備力を発揮して攻撃させないようにしたいです。優勝も頭にはありますが、まずは試合に勝つことが一番だと思っています。
U-16インターナショナルドリームカップ2025 JAPAN
大会期間:2025年6月4日(水)~6月8日(日)
参加チーム:日本、コートジボワール、コロンビア、フランス
会場:福島/Jヴィレッジスタジアム [全試合入場無料]
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