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なでしこジャパン トレーニングマッチ2試合目に向けて具体的な課題に取り組む
2021年05月16日

なでしこジャパンのトレーニングキャンプは5月15日(土)、今活動2回目となる男子との合同トレーニング、トレーニングマッチを翌日に控え、コンディションを整えつつも具体的なテーマに取り組む1日となりました。
ここまで毎回のトレーニングを強度高く行えてきたこと、そしてトレーニングキャンプも終盤ということで、コーチ陣はこの日の練習量を調整。1時間強のトレーニングでは、ゴールを複数配置したスモールサイドゲームなどを通じて、選手間のイメージの共有、相手の裏をかく創造性、狭いスペースで目まぐるしく変化する状況に応じた即興性などに働きかけました。
その後は、主に最終ラインに入る守備陣と、中盤+アタッカーの攻撃陣の2グループに分かれてそれぞれのテーマに則したトレーニングに取り組みました。守備陣は、海外勢が多用するロングボールに対するヘディングの個人スキルに、そして攻撃陣はゴールを奪うためのフィニッシュに集中したトレーニングを行いました。反して、GKはシュートを受ける側にまわり、シュートを止める練習になります。守備がいない状態でシュートを打たれることは試合中なんとしても避けなければいけませんが、そのリスクもゼロにはできません。練習のため、シュートの出どころは分かっていますが、動くボールやシューターに合わせて自分のポジションを素早く修正し、相手の利き足やボールの置きどころ、シュート力やキックの特徴などを瞬時に見極めて、1球1球集中してシュートを受けていました。

なでしこジャパンのトレーニングキャンプは、16日(日)にトレーニングマッチを行い、17日(月)のトレーニング後に解散します。
選手コメント
GK 山下杏也加 選手(INAC神戸レオネッサ)
意識高く取り組めている選手が増えてきて、監督の言う「細部に拘る」というところも、練習中や試合の後、ミーティングの後などに積極的なコミュニケーションを通じてできているので、すごくポジティブな雰囲気だと思います。ここに海外選手が加わったらどうなるんだろうと考えると楽しみです。WEリーグのプレシーズンマッチが始まってまだ数試合ですが、代表チームの場合はもっと高いコンディションを作らないといけないという難しさがあったり、ここで大きな怪我をしてしまったらチャンスはなくなると思うので、体作りやコンディショニングは去年以上に気を遣っています。小さなことですが、ストレッチの時間を長くしたり、休めるときに休んだり、オリンピックも中2日というタイトなスケジュールなので、コンディションを上げたりリカバリー能力を高めることに取り組んでいます。
DF 南萌華 選手(三菱重工浦和レッズレディース)
先日のトレーニングマッチでは、守備面ではディフェンスラインのスライドを意識して、コンビを組んだ三宅選手との間にスペースを空け過ぎないことを心がけました。また、人数をかけてプレッシャーに行けたときは、後ろの選手も人について行って出させないということをやったので、人に強く行けたことでボールを取り切れたシーンだったり、前線からの連携の結果として後ろでボールを奪えた場面が多くありました。そこは意識して取り組んだ部分だったので、成果が出てよかったです。前線がしっかりと追い込んでくれたのに後ろの準備が間に合っていないことで奪えないシーンをなくしたいので、次のトレーニングマッチでも攻撃陣のプレスと連動して人に強く行って、男子相手でも負けないというところを意識して臨みたいです。たとえそこで負けたとしても、そのトライには必ず意味があると思っているので、強気でチャレンジしていきたいです。
MF 三浦成美 選手(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)
東京オリンピックまで2か月というところで、いよいよだなという雰囲気もありますし、チームとして共有すべきことはピッチ上でもミーティングでも取り組んできたことで共通認識も増えてきているので、熾烈な争いはありますが、チームとしてすごくいい雰囲気です。自分は他の選手に比べてサイドで生きるタイプではないと思っています。ビルドアップのスタートになる中央のポジションで攻撃の起点になったり、守備では相手の攻撃の芽を摘むという部分で安定してプレーできるところが長所だと思っているので、そこはブレずに、目立たないプレーかもしれませんが、丁寧なパフォーマンスを発揮したいです。中盤で中島選手とコンビを組む機会が増える中で、お互いにバランスを取ったり、ひとつ後ろでゲームを作るタイプなので、横並びになって前へのパワーが足りなくならないように、うまく縦の関係を作れるようにという話をしたりしています。

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